僕には僕の 君には君の
ふたりの未来 育てよう
出典: プロポーズ/作詞:幸耕平 作曲:幸耕平
ここでバックにコーラスが入るのですが、これが「シュワ・シュワ♪」というベタなコーラスです。
純烈の5人はユーモア溢れるMCでステージを見に来てくれた人を虜にしているそうです。
そんな彼らのキャラクターにぴったりの明るいコーラスを入れることでホッとさせてくれるのでしょうね。
プロポーズの瞬間は人生最大というくらい緊張する人もいると思います。
この曲に明るいパートが入るように、プロポーズの場面でも緊張と緩和をこころがけておいてはどうでしょう。
ただこの歌詞で気になるのは「ふたりの未来」を男性がなんだか別々に考えてそうなところです。
それぞれ充実した幸せな未来を一緒に築いていこう、という意味だったらいいのですが。
こういう場合、女性は「ふたりはずっと一緒」と念を押しておいたほうがいいかもしれませんね。
プロポーズの数だけある素敵なセリフ
いよいよ指輪が登場!
愛を抱きしめ 夢を抱きしめ
ゆびわをおくるよ プロポーズ
いとしい女(ひと)よ やさしく眠れ
このままこの手を 離さない
出典: プロポーズ/作詞:幸耕平 作曲:幸耕平
いよいよ最大の山場、”ゆびわ”の登場です。ここまで来たらもうひと安心。
もちろんその前にはプロポーズの言葉があるはずですが、歌では省略されています。
彼女以外の人に聞かれたらもっとも恥ずかしいセリフですから、歌詞にするのも野暮かもしれませんね。
ちなみにプロモーションビデオのメンバー全員のプロポーズは「一生一緒にいよう」でした。
個人的に言いたいセリフや言って欲しいセリフは人によって違います。
プロポーズの数だけ素敵な言葉があるはずなので、結婚を考えている男性は思案のしどころですね。
愛や夢と一緒に指輪を贈ったら、もちろん彼女を二度と離さない覚悟が必要です。
手を握ったまま自分の腕の中で安心して眠ってほしいという包容力のようなものも感じる歌詞だと思います。
念願のプロポーズを受け入れた女性も、彼の手を離したくないはずです。
情熱の赤いドレスと熱いくちづけ
恋の駆け引きをするふたり
赤いドレスの君は 燃える心を隠し
うるむ瞳の奥で 幸せ見つめる
酔えばおどけて踊る あやしい胸元
信じていいのさ 熱いくちづけ
出典: プロポーズ/作詞:幸耕平 作曲:幸耕平
成功したはずのプロポーズですが、ここにはその前の出来事が描かれています。
愛し合うふたりだけど、彼女は彼を信じていいのかまだ迷っているみたいですね。
それでも自分の情熱を見せつけるように真っ赤なドレスを身に着けて、まるで彼を試しているようです。
そんな彼女を見つめる彼はうっとりしてしまうでしょう。だけど恋に油断は禁物。
もうひと押ししたい彼は彼女が迷っている様子を察してか、必殺のくちづけで自分を信じさせようとするのです。
結婚前の恋の駆け引き。ちょっとドキドキする歌詞ですね。
コーラスが後押しするふたりの未来
指輪の前にまず花束を
僕の願いを 君に送るよ
心をこめて 花束を
出典: プロポーズ/作詞:幸耕平 作曲:幸耕平
ここであのコーラスがもう一度登場です。
ドキドキする恋の駆け引きの場面から一転して希望に満ちた場面ですね。
指輪を贈る前にまず花束を。好きな男性から花束を贈られたら飛び上がるくらい嬉しいでしょう。
美しい花束と一緒に受け取ったのは、彼の熱いハートなのですから。
男性のほうも花束を受け取ってくれたら次は指輪を、と心に決めているのかもしれません。
キザにならないように彼女に花束を贈るのは、それはそれで難しいものだと思います。
ゴールまであともう一歩のところへ来ているようですね。
最大の難関プロポーズはある意味儀式のようなもので、指輪はその儀式の証拠のようなものではないでしょうか。
プロポーズのセリフは自分と彼女の心の中にだけ残る素敵な思い出です。
この部分はうまくいきそうなふたりの仲を明るく後押しするようです。