【浜田麻里/Return To Myself】歌詞の意味を解釈！20年以上前の不朽の名曲を徹底分析！

浜田麻里が歌う「Return To Myself」。

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

女性シンガーの中でも歌唱力が高い浜田麻里。

彼女の独特な歌声がつくる世界は、ジャンルをこえて多くの支持をうけています。

「Return To Myself」を聴くと、浜田麻里のビブラートに吸いこまれませんか？

そう彼女の歌声は、透きとおった声とビブラートに魅力があるようです。

浜田麻里の代表曲「Return To Myself」を詳しくみてみましょう。

1980年代の日本は活気にあふれていました。

たくさんのお金が人と人の間を飛びかい、多くの富を築いた人が続出します。

今思えばこのころから「古き良き日本」が、薄くかすれてしまったのではないでしょうか。

人々の心にギスギスとした摩擦がおこりはじめ、何か無機質な時代に変わりました。

そんな時代に多くの若者をとりこにしたのがロックです。

この当時の若者は、無機質な時代にロックで刺激を注入しようと考えたのです。

ストレートに自分の思いを思いっきりシャウトできるロック。

バンドの練習をするスタジオは賑わいをみせ、やっとの思いで順番がまわると一心不乱に演奏にうちこみます。

このような時代背景が、自分らしく生きることの価値を高めたということでしょう。

浜田麻里が「Return To Myself」をリリースしたのは1989年になります。

それまでの彼女は、時代の象徴であるロック一筋で生きてきました。

不器用であるがゆえ、ロックが自分を表現する方法として最適だったのです。

そんなロックを少しおさえて、世代を問わず耳になじみやすいPOP路線の曲が「Return To Myself」。

この当時のオリコン上位に顔をだすのは、伝説のバンド「プリプリ」や工藤静香でした。

圧倒的な人気でオリコン上位に食い込むのは至難のわざです。

しかし、浜田麻里の「Return To Myself」は多くの人々のハートをキャッチすることになります。

「Return To Myself」の歌詞は、当時の若者たちの心に突き刺さったのです。

そう「Return To Myself」のテーマは「自分らしく」です。

「自分らしく」、これは表現が変わりながらも今の時代でも支持されるフレーズです。

「自分らしく」とよくいいますが、なかなかできないことではないでしょうか。

私はいまだに、「自分らしく」を探し続けている気がします。

どんなことでも「自分らしく」いられることは、とても幸せなことです。

とくに「恋」や「愛」では。

あなたは「自分らしく」いようと、自分にいいきかせた経験はありませんか？

これはあなただけではなく、人は迷いが多いと自分にいいきかせをするものです。

「恋」や「愛」に迷いはつきものではないでしょうか。

だけど永遠の「愛」を得るためには、「自分らしく」正直でなければなりません。

「Return To Myself」のオープニングで、浜田麻里のきれいな声とビブラートがそれを伝えます。

「遠慮することはない、ただあなたらしく自由に恋をしよう」

そんなメッセージが心にしみわたります。

恋をあやつるキューピットは、時としていたずらなものです。

あなたが本当の愛を手に入れる試練を乗り越えられるように。

そんなおせっかいな恋のキューピットから、嫌というほど試練を経験させられます。

年上の彼にはちょっと背伸びをして。

年下の彼にはお姉さん的存在に。

でも本当のあなたは、彼にワガママをいったり甘えたりしたいのでは？

彼とつりあうように、彼にこたえられるように。

こんな思いは恋のキューピットのせいかもしれません。