さて、散々妄想した果てにようやく熱々のラーメンが出てきました。
それを前にすると、今まであれこれ考えていた頭の中が一気に空っぽになります。
無我夢中でラーメンを食べまくっているのが、この歌詞から強烈に伝わりますね。
熱いラーメンへの愛と、ラーメンの熱がリンクしているような歌詞です。
たしかに、ラーメンは熱々な中で食べるのが美味しいもの。
最高な状態で完食して、そのラーメンとの記憶も最高潮のままで留めておきたいのでしょう。
それが冷めないラーメンへの愛なのです。
止まらないこの想い
熱すぎるラーメン愛全開の歌詞はまだまだ続きます。
1番ではラーメン屋さんに入ってラーメンを夢中で食べる光景が中心の歌詞でした。
一方、2番はもう少し心の動きに焦点が当たっています。
その心にあるものは何に対する想い?
当然、ラーメン以外にないでしょう。
この気持ちもラーメンのせい!?
冗談半分爽快と知らない気持ちに踏み込んで
止まらないもう止(や)められそうにないな
あぁ想像するほどに膨らみ溢れるこの想い
変わらないもう変えられそうにないな
出典: FEELING AROUND/作詞:三原康司 作曲:三原康司
自分の心の中に踏み込んでくるもの。
恐らくそれもラーメンのことなのでしょうが…なんだか様子がおかしいような。
未知なる何かがあるように思えます。
偶然新しく見つけたラーメン屋さん?
それとも、行きつけのお店に新メニューでもできたのでしょうか。
いったいそれはどんなラーメンなのか…際限なく膨らむ妄想。
もうそれで注文は決定のようです。
光り輝くそれは
もう眩しくて 眩しくて もう眩しくて さぁ君と続きを
ずっと離さないで 二度と消えない様に
もう泣かないで 泣かないで もう泣かないで さあ 夢躍らせて
全部流さないでこの想いが次も変わらないように
出典: FEELING AROUND/作詞:三原康司 作曲:三原康司
2番目のサビは意味深な歌詞が並びます。
視界が遮られるくらい眩いそれは、ラーメンのスープでしょうか。
それに目を眇めながら食べるのかもしれません。
3行目で「泣かないで」と懇願するのもラーメンと何の関係があるのでしょう。
行きたかったラーメン屋さんが、前に来た時定休日だったとか?
それとも、箸でつまんだ麺や具からスープがぽたぽたと落ちる様子かもしれません。
それは「なみだ箸」と呼ばれたりします。
…というように、色々な解釈ができそうな歌詞ですね。
自分の心をガッチリと掴んで離さないラーメン。
それを食べている時は、まさに夢のひとときなのでしょう。
まるでラーメンが恋人のような…
「FEELING AROUND」の歌詞は、もうひたすらラーメンが大好きすぎる気持ちが伝わってきました。
2番に登場する「君」も、きっとラーメンのことを言っているのでしょう。
「君」と一緒にいるその幸せそうな描写は、まさに恋人そのもの。
ここまでくると常人の域を超えていますが…、あまりに幸せそうな光景にそんなツッコミも吹っ飛んでしまいます。
小泉さんの冷めないラーメンへの想い
ぱっと歌詞を見ると、小泉さんの尋常ではないラーメン愛の歌だろうというのはすぐに推測できます。
何事にも全く動じず、無口でクールビューティな小泉さん。
しかし、ラーメンのことになると話は別です。
作中ではいつも冷静な感じですが、ラーメンが絡むとこの曲の歌詞のような思考になるのかもしれませんね。
冷めない思いは、ラーメンに対する想い以外にないでしょう。