「Bad City~Yokohama~」はMARIAが横浜を讃えた歌?!参加アーティストも徹底紹介の画像

まずは、ZORN。東京都葛飾区新小岩出身のHIP HOP MC。

平成生まれの若さながら、”孤高のラッパー”般若の主宰する「昭和レコード」のメンバーでもあります。

「昭和レコード」は、フリースタイルダンジョンスタイルの、”深い意味を持つ歌詞”が特長のレーベルです。

また、UMB(ULTIMATE MC BATTLE)やB-BOY PARKなどの、数多くの著名なMC BATTLEで好成績をおさめる一方、

6枚のアルバムをこれまでにリリースしています。

MoNa a.k.a Sadgirl。

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次に、MoNa a.k.a Sadgirl

日本にチカーナ旋風を巻き起こし話題になった、日本を代表する女性ラッパーのひとりです。

ヒップホップだけでなく、レゲエ好きのリスナーにも、心地よく聴けるラップとして好評を得ています。

2018年6月10日には、最新作「Girls It Ain’t Easy」をリリースしています。

ちなみに、チカーナは狭義ではメキシコ系アメリカ人のことを指すのですが、”チカーノ・ラップ””チカーノ・ロック”など、

彼らの文化や音楽等を表すワードも存在しています。

「Bad City~Yokohama~」の歌詞を紐解く

横浜を象徴する描写

騒音 forgettable
忘れがたき街の熱気
生み出せる奇跡
異国情緒&moneyの泉
All day 狭間で
なりたい架け橋
ブルースが聞こえる
そこは伊勢佐木

出典: Bad City~Yokohama~/作詞:MARIA・Shaka Digital・MACCHO 作曲:IDA TOMOKO

神奈川県の海沿いを走る、JR根岸線の関内駅の西側が伊勢佐木町(いせざきちょう)エリアです。

横浜と聞くと、おしゃれで異国情緒あふれる街というイメージですが、その一方で地元の人達こそその魅力を知る場所が多々ありそうです。

伊勢佐木町もその一つで、一歩路地に足を踏み入れると、そこは日本ではないかのような雰囲気を感じさせるスポットがあります。

横浜という街の表と裏の顔、その両方を表現しています。

Comin my Comin my way
潮風運ぶ Brand new way
Comin my Comin my way
遊びきな We gotta cool with the city
潮風運ぶ Brand new way
Comin my Comin my way
遊びきな We gotta cool with the city

出典: Bad City~Yokohama~/作詞:MARIA・Shaka Digital・MACCHO 作曲:IDA TOMOKO

伊勢佐木町の有名人

古き良き歴史と時代と今の風潮
混じり合う文化 土地の浜港
ガキん時遊んだ街 伊勢崎モール
よく見かけてた港のメーリーを想う

出典: Bad City~Yokohama~/作詞:MARIA・Shaka Digital・MACCHO 作曲:IDA TOMOKO

伊勢崎モールといえば、全長約1.2kmの、昔から地元の人々に愛され続けている老舗商店街です。

歴史ある地元の専門店から大型チェーン店までが立ち並び、古きものと新しきものが融合している場所でもあります。

”港のメーリー”とは、横浜の伝説とも言われている”メリーさん”と呼ばれていた年配の女性のことです。

顔をおしろいで真っ白に塗り、白いフリル付きのドレスを着ており、ある意味で横浜の有名人となっていたようです

この女性はあくまで一般の人なのですが、あまりにその風貌が注目されたからか、彼女をモデルにした映画や漫画、歌が多数存在します。

一説によると”マリー”や”マリアンヌ”とも呼ばれていたようですが、”メリー”が一般的なようです。

MVをチェック!

MARIAならではの、パーティー感と横浜愛が溢れたMVは一見の価値ありです。

豪華メンバーが登場するシーンにも注目です!

MARIA 「Bad City~Yokohama~」

おわりに

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