チャットモンチーが解散!?
徳島県出身のロックバンド・チャットモンチーが解散を発表しました。
デビュー日である11月23日、公式サイトで「LAST ALBUM RELEASE IN 2018」という意味深なメッセージを発表。翌日、正式に解散の発表があったようです。
突然の解散発表に、ファンは動揺とショックを隠せないのではいかと思います。
2000年の結成以来、18年という歳月をバンドに捧げて来たチャットモンチーが解散に至った理由とは、一体なんなのでしょうか?
来歴
チャットモンチーは、2000年にメンバーの橋本絵莉子さんが中心となって、中村ゆみさん、石田えりさんなどと共に結成しました。
活動拠点は主に徳島県。その後、文化祭用の企画バンドとして、ツインボーカル、ツインギター、ベース、ドラムという6人体制でバンドを組みます。
現メンバーである福岡晃子さんとは、この時に初めて共演したそうです。
メンバーの脱退
しかし、結成から2年後の2002年には進路の都合によってベースの中村さん、ドラムの石田さんが抜けてしまいます。
そして、企画バンドで共演を果たし、以前からチャットモンチーのファンだったという福岡さんがメンバーとして加入したのです。
初めからいたわけではなかったんですね。
2003年には、橋本さんと福岡さんでアコースティックライブを行い、翌年にドラム高橋久美子さんが正式加入します。
高橋さんは2011年まで在籍していましたから、メンバーの中ではかなり長い方ですよね。
現在のメンバー
橋本絵莉子:Vo./Gt.
福岡晃子:Ba./Dr./Cho.
過去のメンバー
中村ゆみ:Ba.(2000~2002年)
「ベース番長ゆみちゃん」名義、進学のため脱退
石田えりな:Dr.(2000~2002年)
「ドラ息子えんなきん」名義、就職のため脱退
そねかよ:Dr.(2002年~2003年)
高橋久美子:Dr./Cho.(2004年4月~2011年9月29日)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/チャットモンチー#
自主制作ミニアルバムは3000枚も売れた!
この頃にようやくメンバーが固定になり、自主制作ミニアルバム「チャットモンチーになりたい」は手売りで3000枚も売り上げたそうですよ!
CDの手売りで3000枚って・・・かなりすごいんじゃないでしょうか?地元を中心に活動していたこともあるとは思いますが、それだけ支持されていたということですよね。
2005年にメジャーデビュー
アマチュア時代からジワジワとファンを増やしていたチャットモンチーは、2005年にようやくメジャーデビューを果たします。
9月にメジャーデビューが発表される以前から、音楽雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』に何度も取り上げられ、「数年に一度いるかいないかの新星登場」と大絶賛!
そしてついに11月23日、注目度マックスでデビューを飾ったわけですね。
デビュー作はミニアルバム『chatmonchy has come』。収録曲の「ハナノユメ」はFMやAMラジオ局30曲以上でパワープレイを獲得するなど、大きな話題を呼びました。
アマチュア時代から注目を浴びてきたバンドがついにメジャーに!ということで、地元はかなり湧いたことでしょう。
メンバーについて
ここで、チャットモンチーのメンバーについてご紹介します。
橋本絵莉子さん
橋本さんはチャットモンチーのボーカルとギターを担当しています。チャットモンチー結成の中心となったメンバーでもありますね。
元々は中学、高校で管弦楽部に入っていたようですが、2000年にチャットモンチーを結成。
初ライブの時、友達からいい評価をもらえたことで自信を持てたそうです。友の力は強し、ですね。
また、実は人見知りのようで、学校では大人しかったそうです。
そんな彼女がライブではギターを掻き鳴らし、叫ぶように歌っていた姿を見て、のちにメンバーとなる福岡さんはファンになったようですよ。
音楽というのは、素の自分をさらけ出せる数少ない場所なのかも知れません。