冷めない夢と信じるもの

夢は冷めないあの時から
何を信じここまで来た?
根拠とか確信とかじゃない
意味無いけどさ ただやりたい
俺は俺の道行くまま
誰も気にしない成すがまま
街をドライブしてる大阪
有無を言わせない俺らのやり方Damn!

踊ろぜ朝まで

遊ぼぜ朝まで

出典: Our Style/作詞: WILYWNKA 作曲: Brasstracks

Our Styleでは“時”という表現が良く使われています。

将来の希望など夢を感じさせる熱い瞬間があったのでしょうか。

高校生の時からラッパーとして活動してきたWILYWNKAにとってはラップのステージのことと推測します。

根拠はないけどやりたいという気持ちとは逆に何を信じてきたのかと自問自答している様子。

迷いながらも自分を貫き素直に生きるという強い意志を感じさせますね。

WILYWNKAは大阪の高石市の出身。

地元の大阪であっても誰も気にせずドライブするというしがらみのなさにWILYWNKAの人柄を感じさせますね。

朝というのは冒頭の新しい朝とかかっているのでしょうか。

時間的な次の日の朝までという部分と自分自身の目覚めを表していると思われます。

世界にツバ吐き自分を強くするとは

タバコに火をつけて
クソみたいな世界にツバ吐いた
満足いかないこんな毎日も
自分を強くする為の希望

出典: Our Style/作詞: WILYWNKA 作曲: Brasstracks

タバコに火をつけツバを吐くアウトローを象徴する行動です。

クソみたいな世界とはどのような世界なのでしょうか。

おそらく自分のやりたいことがやれない、満足できない世界のことですね。

先ほどの歌詞の中では自分らしく生きていく力強さが感じられました。

一転して毎日に満足いかないような少し弱い面をのぞかせています。

さらに強くするための希望ということは現時点では強くないということ。

つまり弱さを認めていることになります。

何を信じてきたのかと自問自答をしてみたり弱さを認めたりここに素直な気持ちが込めているのでしょう。

しかしただ弱さを認めているわけではありません。

 “希望”という言葉を使いそれらを全て成長のための糧とする決意も込めているのです。

自分らしく生きるというのは決して簡単なことではありません。

WILYWNKAは年齢が若いにも関わらず色々な経験を積んでそういったことに気が付いているのでしょう。

若者だけではなく幅広い年代に支持されている理由が少しだけわかる気がします。

運命は自分自身の手で

心落ち着かせマイペースに生きる

Yeah

I’m a happy boy

今日も Good day

皆んな忙しいけど俺はマイペース

心落ち着かす Coffee Cigarettes

思い切って壊すクソな運命

出典: Our Style/作詞: WILYWNKA 作曲: Brasstracks

葛藤や不安を感じさせながらもI’m a happy boyと余裕をあえて見せていますね。

また、毎日が満足いかないといっていながら今日もGood dayとも表現しています。

満足がいかない毎日=悪い日とは限りません。

そしてさきほどはタバコと書かれていたものが”Cigarettes”になっています。

もちろん前後のペース(u)・落ち着かす(u)・壊す(u)と韻を踏む意味もありますがそれだけではありません。

タバコは”ツバを吐く”を強調するためのアウトローな雰囲気を強調する役割。

Coffee Cigarettesは心を落ち着かせるアイテムとして書きわけています。

マイペースに生きるためには自分の力だけではなく他の力を頼ることも時には必要です。

だからこそうまくいかない運命にも立ち向かっていけるのでしょう。

分かりきった明日よりも大切なmy way

分かりきった明日に行くよりも
男なら冒険みたいな On my way
グランドラインしっかりと舵を取れ
Ah yeah

出典: Our Style/作詞: WILYWNKA 作曲: Brasstracks

明日や未来のことは誰にもわかりません。

あえて分かりきった明日と表現することで短い言葉で上記の退屈な毎日を表現しています。

男とは男女のことを表す言葉ですが恐らくWILYWNKA本人のことを表しているのでしょう。

グランドラインや舵と聞くと某人気冒険アニメを思い出します。

自分をその主人公と重ね合わせ“自分の手で舵を取れ”と鼓舞しているように取れるのです。

冒険とは具体的に秘境を探索したりお宝を発見したりすることではありません。

自分らしく毎日を生きていくという生活こそがWILYWNKAにとっては冒険なんですね。

満足いかない毎日を輝かせる俺らのやり方とは

決して涙は無駄じゃない

雨のような涙が降ったとしても
この心の華が枯れない為
決して無駄じゃ無いその泣いた目
Oh baby

出典: Our Style/作詞: WILYWNKA 作曲: Brasstracks