サークルの旅行か何かでスキーへ行った男女の集団。
その中の一人に私はずっと恋をしているのに、あなたに会えるのをものすごく楽しみにしていたのに。
それなのにあなたはあの子と付き合ってしまったらしい。
片思いの失恋、何も始まっていないのに終わってしまった恋。
ジャケットのデザインがまた切ない、気づいてしまった「瞬間」を切り取っています。
今日がこんなに
楽しかったのは
他でもない
あなたがいたから
あの子もいたとしても
だけどそれでも
出典: 君とゲレンデ/作詞 : 宮崎朝子 作曲 : 宮崎朝子
どうやらこの旅行で彼に告白をするつもりだったようです。
だけど彼の事を見つめすぎたせいで、すでにほかの人に心を奪われてしまっていたことにも気づかなかった。
それでも、彼がいてくれたから今日が楽しかった。
あの子の存在なんか気にならないほど。
寒いゲレンデに熱い想いが交差する切ない1曲です。
6位 魔法のように
キラキラキラキラ
魔法のように
毎朝私は女の子になる
どんなことがあっても
輝けるように
出典: 魔法のように/作詞 : 宮崎朝子 作曲 : 宮崎朝子
おしゃれは誰かのためにするものじゃない。
自分が強くなるため。
自分が輝けるため。
そんな全ての女の子の気持ちを代弁してくれるような曲です。
「きっと私は誰よりもかわいい」
そう思えるだけで女の子は強くなれるんです。
気になるTOP5はこれ!
5位 夏の恋人
夏の恋人に手を振って
私からさよならするよ
幸せな二人だけど
あなたも私もきっと
このままじゃ
どこにもいけないから
きっと泣くのは
私の方だけど
出典: 夏の恋人/作詞 : 宮崎朝子 作曲 : 宮崎朝子
だらだらと毎日を共にする男女の歌であるこの曲は、自分たちのだらしなさを夏のせいにしています。
だけどこのままじゃだめだ、と思っているのはどうやら私だけで、私さえ甘んじてしまえば彼はきっとずっとそばにいてくれるだろう。
ああ、このまま子どものまま居られればいいのに。
大人になる、というのは責任を負う、ということでしょうか。
今のままの関係は甘くて、ふわふわしたもの。
だけどこのままずっとは居られない。
だけど彼は一緒に大人になってくれる気はなさそう。
けだるい歌詞が切なく響きます。
4位 BYE BYE
2017年に発売された6thシングル「BYE BYE」。
去年の夏は君とこの部屋で過ごしたのに、今ここには君への想いを引きずる私しかいない。
まだ彼のことを好きな私がもやもやと前を向いてみたり、後ろを振り返ってみたりする歌です。
あーあ 最後まで君はね
あーあ
知らないままだったよ
本当の私
知った気でいたでしょう?
出典: BYE BYE/作詞 : 宮崎朝子 作曲 : 宮崎朝子
この曲の面白いところは、「失恋に落ち込む自分」とバイバイする歌なのに、歌詞のそこらでまだ彼のことを思っています。
本当の私を知ったらきっと私に惚れ直すはず、なんて思っているのかも。
彼がもう私のことを忘れて前向きに生きているなんて信じられないし、信じたくもない。
私は嫌いになってないのに、彼から一方的に振られてしまった。
私の気持ちはお構いなしに進む季節についていけないのは仕方のないこと。
だけど前を向かないと、と自問自答する彼女に共感する人も多いと思います。