手に入れたかっこいいフレーズをさらに弾きこなして自分のモノにしていくために、2つ以上の他のキーで同じフレーズを弾けるように練習します。

本当は12のキーすべてで練習するのがいいのですが、なかなか大変です。それに、ポジションを移動するだけで押さえ方は変えなくていいキーであればすぐに弾けると思いますので、押さえ方を変えないと弾けないキーを選んで、そのキーについて集中的に練習するのです。

たとえば、オリジナルのフレーズのキーがAで、2弦から4弦を使って弾くものだったとします。これをBフラットやB、あるいはGのキーで弾く場合は、ポジションが移動するだけで押さえ方は変えなくていいのですぐに弾けると思います。

では、Eで弾く場合はどうでしょう?4弦の開放弦を含むフレーズになるので、オリジナルキーとは押さえ方が少し変わってきますよね。

あるいは、1オクターブ上のA(2弦7フレットがルート音のA)でも弾いてみようとなると、1弦と2弦でフレーズを構成しないといけないので、押さえ方は随分変わってきますね。

このように、押さえ方のバリエーションをいくつか選んで、そのキーについてひととおり弾けるように練習するのです。これをすることによって、コピーしたフレーズはよりあなたのモノになります。

コピーした曲を完コピで弾くだけではなくて、手に入れたかっこいいフレーズが使える箇所を見つけて、ちょっと入れてみよう。といった風に応用ができるようになっていきます。

もちろん、バンドでオリジナル曲をやるようになったら、モノにしたフレーズをどんどん取り入れてかっこいいオリジナルのベースラインを組み立てることだってできてしまいます。

おわりに

エレキベース初心者の方におすすめの練習方法を書いてきましたがいかがだったでしょうか。最後のパートは少し難易度が高いかもしれませんが、余裕が出てきたらぜひチャレンジしてみてください。

やはり、せっかく手に取ったベースなので、飽きることなく楽しく練習を続け、楽しみながらどんどん上達していきたいですよね。

もちろん、ある程度上達してくると、ちょっとつらい練習なんかも取り入れないといけない時期もやってくると思います。そのときが来たらそんな練習も、苦にせずやり抜けたりするものです。

だから、はじめのうちはとにかく難しくつらいことなんかは抜きにして、楽しく続けられるやり方を優先することで結果的に上達が早くなるのではないかと思います。

あなたが楽しく練習してどんどん上達するために、この記事がお役に立てましたら幸いです!

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