AC/DC【Back In Black】歌詞を和訳して意味を解説！9個の命とは？戻れた理由に迫る

【和訳】

こうして俺は戻ってきた！

そうだ！戻ってきたんだ！

ああ、戻ってきた！

【解説】

仲間の死から立ち直ったことを声高々に宣言している歌詞です。

そして今さらですが“back”と“black”で韻を踏んでいますね。

そしてタイトルについての解釈ですが、いろいろな方法があるでしょう。

“Back In Black”は「黒のなかに戻ってきた」とも読み取れます。

あるいは「黒のなか“から”戻ってきた」。

他にも「黒をまとって戻ってきた」、などです。

また「黒」を「夜」や「死」と言い換えてもすべて成り立ちそうですね。

【和訳】

キャデラックに乗って戻ってきた

弾丸のように飛ぶんだ

俺は高圧の電源装置だ

俺は争いの中にいる

ギャングたちと共に

【解説】

『Number One With a Bullet』は1987年公開の洋画です。

大きな銃を持って戦う内容のよう。

この映画のように自分もエネルギッシュに立ち回るんだぞ、という意味でしょう。

“power pack”は電源装置ですが、示しているのはきっと自分の持つ大きなエネルギーのことです。

ギャングたちと共に激しい銃撃戦を繰り広げているイメージですね。

【和訳】

もし俺をまた吊るし上げたいのなら

ヤツらは俺を捕まえる必要がある

俺は道の上に戻ってきた

そして銃撃を撃退している

【解説】

死の恐怖から一旦は戻ってきた主人公。

しかしその恐怖はまだまだ彼を追いかけてくるようです。

キャデラック（アメリカ車の代名詞的存在）に乗り道路を滑走する主人公。

しかしそんな彼を再度捕まえるために黒い死の恐怖が迫ってくるのです。

それをギャングによる襲撃に例えています。

そして彼はそんなギャングの襲撃に対してキャデラックで反撃しながら疾走するのです。

逃げているわけではなく、今の彼は非常に好戦的。

もしかしたらそれは虚勢かもしれませんが、その姿勢はきっと必要なものなのでしょう。

【和訳】

俺を別な周回へ追いやれるヤツは誰もいない

だから見てろよ

俺は俺の走りをするだけだ

調子に乗るんじゃないぞ、俺は俺のこの道を行くんだ

【解説】

死の恐怖に何が何でも打ち勝ってやるんだという彼の意志の強さが読み取れます。

決して自分の道をそんなヤツに譲る気はなさそうです。

だから主人公は大きな銃を引っ下げて、己のフリーウェイを突っ走るのです。

いかがでしたでしょうか？

今回はAC/DCの代表曲である【Back In Black】の歌詞解説をしてきました。

仲間の突然の死と懸命に立ち向かうメンバーの強い意志が読み取れました。

ハードロックという音楽のジャンルと相俟って非常に力強い1曲となっています。

OTOKAKEにはこのようにあなたを勇気づける楽曲についての記事が豊富にあります。

最後にそちらをご紹介しながら、この記事を閉じたいと思います。