「君」は女性である

茜さす君の横顔に
夕闇はすぐそこまで
俺達の影は伸びゆく
それはただ長く

出典: 蒼き日々/作詞:町屋 作曲:町屋

「茜さす」とは、古語では、美しく光り輝いていることを意味します。

これは枕詞で、「日」「昼」などにかかることが多いですが、この歌詞のように「君」にもかかります。

この歌詞では、一人称が「俺」なので、「君」が指し示すのは女性であると考えられますね。

吹き荒ぶ春の嵐

歩き出す足を止める様に
吹き荒ぶ春の嵐
俺達はそれでも進もう
明日をまた信じ

出典: 蒼き日々/作詞:町屋 作曲:町屋

歩いている二人の足を、春の強い風が邪魔をします。

二人は風を受けながらも、未来への希望を抱いて強く歩いていきます。

二人の間にある強い信頼関係

果てしなく道は続けども
揺らぐことのない絆
俺達は何処までも進もう
夢をただ信じ

出典: 蒼き日々/作詞:町屋 作曲:町屋

道のりは長く、なかなか目的地、つまり夢には到達することができません。

先ほどの歌詞で歌われている通り「」がその道のりを邪魔することもあるでしょう。

それでも、二人のあいだには強い信頼関係と絆があり、進んでいくことができるのです。

二人の行き先には…

出逢いと別れを繰り返し

嗚呼、数えきれぬ出逢い別れ
幾度繰り返し

出典: 蒼き日々/作詞:町屋 作曲:町屋

二人の進む道中には、様々な人との出会いや別れが待ち受けていました。

人々との出会いは喜びや幸せをもたらしますが、別れは悲しみを伴うことがあります。

感情を揺さぶられながら、二人は歩き続けるのです。

苦しさの中で理解したもの

悲しみをひとつまた乗り越えて
喜びを共に分かち合って
人の大切さを知り
誰かを愛したり想う気持ちを
何度だって噛み締めながら
明日を追いかける蒼き日々

出典: 蒼き日々/作詞:町屋 作曲:町屋