【平井 大/THE GIFT】歌詞を解釈♪キセキはいつだって輝いている！映画「ドラえもん」主題歌

2019年3月1日に公開された「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の主題歌「THE GIFT」。

映画に先立ち2月27日にリリースされました。

このリリースで注目を集めたユニークなキャンペーンが、こちらの「月の土地プレゼント」です。

今回の映画の舞台「月」に因んだキャンペーンです。

平井大さんのスタッフTwitterをフォローしたり、特定の記事をリツイートすることで、簡単に応募できるそうです。

そしてその月の土地が100名に当たるのだとか。

とても面白い企画で、もし当たったら、とても夢のあるプレゼントですね。

単純に「GIFT」といえば「贈り物」「プレゼント」ですね。

誰かに何かをプレゼントしてもらうことはとても嬉しいこです。

しかしここでいう「GIFT」は物ではない、信じる心が起こしたキセキなのです。

純粋で真っすぐな思いで人を信じ、キセキが起きることを疑わない心。

かけがえのない、替えのきかない贈り物です。

「THE GIFT」にはそんなキセキや信じる心、友情、出会いと別れが詰まっています。

「THE GIFT」を聴く上で注目してほしいのがあるフレーズの出現率と使われ方です。

曲のイントロ、出だしの1フレーズ目がこの曲のテーマとなります。

曲の中に基本となるテーマがある、それは珍しいことではなく、ほとんどの曲にテーマフレーズが存在します。

Aメロの歌い出しと、そこから8小節目の出だしも同じフレーズ、これもどの曲にでもよくある構成です。

しかしこの曲で注目すべきは、曲の出だし、Aメロの歌い出し、そしてサビの歌い出しも同じフレーズなのです。

そしてこのフレーズは曲の最後にも出てきます。

これほどたくさん使われているたった3小節のフレーズ。

アレンジを入れたり、サビで転調し、音を上げることで同じフレーズであっても飽きさせない要素が含まれています。

転調も違和感なく自然に音が上がっています。

そういえば高いかな？という感じです。

このフレーズと転調に注目しながら聴いてみてください。

いつも心の中にいる、いつでも声が聞こえる。

離れていても、話せなくても友情とキセキが心を繋いでいます。

かけがえのない友だち、かけがえのない想い出。

傍にいなくても、もう会えなくても、いつも心の中に君はいるのです。

どんなに楽しい時間でも、悲しいことですがいつかは終わってしまいます。

楽しければ楽しいほど、幸せであればあるほど別れは淋しいもの。

でもそれは、心の中から消えることはありません。

なぜなら、そこには出会えたキセキ、同じ時間を過ごしたキセキがいっぱい詰まっているからです。

心は満たされているのでしょう。