デジタルアルバムに収録された1曲
今回は、2021年2月に発売されたデジタルアルバムに初めて収録された楽曲をご紹介していきます。
サーフミュージックに乗って、ポジティブな内容の歌詞が綴られていますよ。
元気を出したい時、繰り返す毎日に嫌気を感じる時に聞きたい名曲です。
人生の応援歌や聴いていてリラックスできる曲のため、寝る前に聞いてみることもおすすめですよ。
この曲を聴けば、今日という日に題名を付けたくなるかもしれません。
さらりと聞ける楽曲のため、初めて平井大さんの曲を聴く人にもおすすめです。
この楽曲は、何を伝えようとしているのでしょうか。
歌詞に隠された意味を解釈していきます。
歌詞を見ていこう
語りかける冒頭の歌詞
例えばどんな理想も描ける
魔法のペンをもらったとしたら
ボクはどんな世界を描くのかな?
キミならどんな未来が欲しいのかな?
出典: 題名のない今日/作詞:EIGO(ONElyInc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
歌詞に登場する人物は、ボクとキミ。
キミは、この楽曲を聴いている人だと考察できます。
冒頭からこの歌詞は、ボクが語りかける形式で進んでいくと考えられますね。
理想が描ける魔法のペンは、もちろんありません。
ボクもどのような世界を描くといいのかは、まだはっきり分かっていない様子です。
歌詞の4行目から、世界や未来についての壮大な歌詞が続きそうです。
時間がある方は、ここで一度曲を止めて自分の理想や世界を考えてみるといいでしょう。
歌詞の内容が、ぐっと身近に感じるかもしれません。
ボクがどのように考えているのか、次の歌詞から理解することが可能です。
物が欲しい訳ではない
世界一広い家とか…
描き始めたけどやっぱりやめた
出典: 題名のない今日/作詞:EIGO(ONElyInc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
描き始めた人物は、ボクだと解釈できます。
広い家とは、物欲の象徴。
一般的に理想の生活とは、物欲が満たされ、何不自由ない暮らしを連想する人が多いでしょう。
ボクも初めは、物欲が満たされるといいなと思っていました。
しかし、実際に描いてみると違うことに気が付いたようです。
ただやめたという歌詞から、少しは物欲もあるのでしょう。
この部分からボクは完璧な存在ではなく、人間らしさも感じられる存在に感じてきます。
この楽曲を聴いている人も、物欲が大事だと思った人もいるかもしれません。
物でなければ、何が理想なのか。
ボクの理想の生活について、次の歌詞に続いていきます。
今すでに幸せ
毎日の暮らしに花束を
なにげない日常に花束を
なにげない景色に額縁を
題名のないこんなありふれた今日が
僕たちが描いてきた
生涯一の名作さ Oh baby
出典: 題名のない今日/作詞:EIGO(ONElyInc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
花束は、誕生日やプロポーズなど特別な日の象徴だと解釈できます。
何気ない毎日を花束を買うような特別な日だと思おうと提案しています。
額縁も同じく、特別なものを意味していると解釈可能です。
なにげない景色も、絵画の絵のように特別視しようと謳っています。
今日は、誕生日や記念日ではない様子。
題名のない今日は、意識しないと過ぎ去っていきます。
何気ない毎日を特別視しよう。
今日の積み重ねが、人生を最高の物にしています。
生涯で一番素敵な日が、まさに今日だと優しく歌いかけてくれていますね。
毎日の生活がつまらないと感じていた人は、この楽曲を聴くことで考えが変わるかもしれません。
英語の歌詞
I believe in future
No matter what may come
No matter what it takes
No matter what people say
出典: 題名のない今日/作詞:EIGO(ONElyInc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
この部分は、英語の歌詞です。
何が起きても、何が何でも、人がなんと言おうともという強い信念を感じます。
それほど自分の未来は明るいと感じているのでしょう。
素晴らしい毎日の積み重ねが、未来を作っていきます。
英語のため、おしゃれさが感じられる部分でもありますね。