男心の繊細さが分かる一曲
ハワイ語で“人類、皆家族”を意味するタイトルであるファーストアルバム『OHANA』。
そんなアルバムのなかで最も気持ちを高ぶらせてくれるのが『Surf Time』です。
純粋に波乗りを楽しむ曲と思わせておいて、実は男心の繊細さが分かるかわいらしい曲でもあります。
とにかくサーフィンがしたくなる曲と歌詞
出発進行!
Oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh oh
Let's island surf time
出典: Surf Time/作詞:平井大 作曲:平井大・笹原慎
舞台はハワイのノースショア。
世界でサーフィンを楽しむサーファーなら、一度は訪れるであろう聖地に向けて出発です。
のんびりとした島時間とは対比しますが、早くその場に行きたい気持ちが伝わってきます。
Hwy!!! 北へ向けGo go
走り抜けるH1疾走
出典: Surf Time/作詞:平井大 作曲:平井大・笹原慎
青空に向かって大声で歌でも歌っているのでしょうか。
ハイテンションでH1(州間高速道路ハワイ1号線)を運転している様子が伺えます。
早く波に乗りたい気持ちが先行しているのでしょう。
波乗り経験がゼロでも、思わず一緒に口ずさみたくなります。
いや、今すぐにでも海に行きたくなる気分です。
また会いに来たぜ
横目Ocean look up to the sky
忘れられないSummer time
常夏の島(Tropical island)
Coconut girls 合い言葉Aloha
僕ら待ち受けるBig wave
Let's 始めるSurf time
出典: Surf Time/作詞:平井大 作曲:平井大・笹原慎
一度気に入った場所は、誰だって何度も行きたくなるはず。
サーファーならずとも、そんな浮足立つ気持ちは理解できるでしょう。
地元の女の子たちはフランクで、目が合えば必ずあいさつしてくれる気持ち良さ。
女の子たちだけではありません。
実際は老若男女問わず、元気にあいさつをしてくれます。
南の島なら鉄板です。
走り抜けた先には、自分たちを歓迎するかのような大きな波が待っていてくれます。
言葉として表現するなら「また会いに来たぜ」といったところでしょうか。
波は心を浄化してくれる
昨日の辛い事忘れちゃいな
くよくよしてる暇ないぜ
時間忘れ波に身を任せ
Get ready let's take off!!
出典: Surf Time/作詞:平井大 作曲:平井大・笹原慎
ハワイや太平洋の島々にはマナという考え方があります。
訳すのは難しいですが、神や神が宿るというような意味合いがあるのです。
当然のことですが、波にも神が宿っています。
生きていれば誰だってつらいことの一つや二つはあるでしょう。
「波に乗ってしまえばそんな気持ちも忘れられるよ」と言われているかのよう。
一瞬だけ気持ちがホロッとしてしまいます。