まさに時代の象徴ともいえる楽曲
指原莉乃さんの戦略
可愛くて真似して踊れそうなダンスが話題となった楽曲が【しゅきぴ】です。
=LOVEの8枚目シングル【青春“サブリミナル”】のカップリング曲として収録されています。
同曲のMVはAKB48で活躍した峯岸みなみさんが監督を務めたことでも注目を浴びました。
総合プロデューサーの指原莉乃さんはMV制作にあたって「1人2回はハッキリ顔が映るように」を意識したそうです。
これはファンにとっての推しの子を見つけやすいというメリットがあるだけではありません。
=LOVEをまだよく知らない人にも「あ、この子可愛いな」と目に留めてもらいやすくなるといいます。
ファンの気持ちを考えつつ新しいファンを獲得するという指原さんの頭の良さが光ります。
また、メンバーの中ではクールなキャラが定着している佐々木舞香さんがセンターを務めました。
素の彼女とは逆の“少し重い女の子”の楽曲でセンターに就くというギャップにファンは喜んだそうです。
自分のキャラ枠に当てはまらない色々な表情を見られることでますますその子の虜になるのでしょう。
表題曲を抜くという快挙
【しゅきぴ】はTikTok（短尺動画投稿サービス）でも配信されています。
メンバー自身が出演し踊っている動画がバズり、「踊ってみた動画」も多く投稿されました。
流行りのツールを利用することで多くの人の目に留まる、これこそが指原さんの戦略だったといいます。
=LOVEを知らなかった人もこういうSNSで話題になったことがきっかけでファンになることもあるでしょう。
ドライなあなたに惹かれてる
バイバイをしたくない
「だって行っちゃったらもう帰って来ないかもしれないよね？
あとちょっと一緒にいよ？」
出典: しゅきぴ/作詞:指原莉乃 作曲:JUNKOO,minami rumi
好きな人とのバイバイは誰でもちょっと寂しいものです。
相手を少し引き留めてしまう女の子は多いでしょう。
ただでさえ何を考えているのか分からないちょっとそっけなく見えるあなただから尚更です。
「なんで好きなのにこんなにあっさりしてるんだろう？寂しくないのかな？」と疑問になります。
次はいつ会ってくれるかも分からないと思うと、バイバイ出来ずつい引き留めてしまいます。
周りの子と一緒に並べないで
「量産型」言わないで
わたしなりのカワイイを そう
ずっと見極めているんです
Keep outでしょ
(入っちゃダメ)
出典: しゅきぴ/作詞:指原莉乃 作曲:JUNKOO,minami rumi
いま若い女の子の間では韓国コスメがブームです。
プチプラなアイテムが多いため中高生でも買うことが出来るからです。
韓国系アーティストも多く流行っており、メイクを真似する女の子が増えています。
メイクをよく知らない男の子が見れば、みんな同じ顔に見えてしまうかもしれません。
その中でも「大勢の中の1人」としては見て欲しくないのです。
流行りには乗るけど、個性がないわけではありません。
ちゃんとあなたにふさわしい可愛い女性になるべく努力をしているのです。
でもどんな努力をしているかまでは言いたくないしバレたくないのが乙女心の難しいところです。
あなたに振り回されてる
ドライなところも好き
（なのに あなたに）
乱されてる
（だけど あなたは）
ドライなフルーツ
（そんな あなたに）
惹かれてるの
メルト CHU
（どろどろりん）
出典: しゅきぴ/作詞:指原莉乃 作曲:JUNKOO,minami rumi
掴みどころのない相手を好きになった私の負けなのでしょう。
すっかりあなたのペースに乗せられて振り回されてしまっています。
しかしあなたは一見冷たそうで、実は優しい一面を持っているということを私は知っているのです。
それは乾燥しているけど甘いドライフルーツのようです。
そんな色々な表情を持つあなたに私はメロメロで溶けてしまいそうになります。
