いま飛んでみせるよ
見ていて バタフライ
不器用に羽をばたつかせて
憧れの空、両手ひろげて行くの
私の旅は始まったばかり

出典: オレンジバタフライ/作詞:矢野まき・大城美友 作曲:矢野まき

「見ていて」という言葉は、過去の自分に向けて言っているのではないでしょうか?

今までの苦しみが報われる瞬間。

それを1番見せたい相手は、きっと過去の自分です。

他の誰でもない自分自身に救いを与えたい。

だから「飛んでみせる」と覚悟を決めたように歌っているのだと思います。

見上げることしかできなかった空に、少しずつでも近づいていく。

その姿は不格好に見えるかもしれません。

しかし、羽は確かに生えていました。

夢を叶える旅路は、まだ始まったばかりです。

きっとこれからどこまでも遠くへ飛んでいけるでしょう。

大人になるということ

希望の光が見えて、初めて気付くことはたくさんあります。

暗闇の中でもがくばかりだったあの頃。

そんな日々も決して無駄ではなかった。

そう思えるように、人は努力を続けるのかもしれませんね。

素晴らしい景色を描こう

飲み込んできた言葉たちに
苦しめられて気づいたこと
大人になるのは悲しくて
素敵だなっていう事かな

出典: オレンジバタフライ/作詞:矢野まき・大城美友 作曲:矢野まき

言いたくても言えなかった言葉たちが、自分の喉を締め上げる。

そんな苦しみを感じたことはありませんか?

吐き出せないまま無理に飲み込んで、また胸が苦しくなる。

そうして人は大人になっていくのでしょう。

大人になれば、過去に感じた苦しみの意味も理解できるようになるかもしれません。

現実が見えてきて、ようやく正しさとは何か考えられるようになります。

正しさの中には、受け入れがたい事実も含まれているでしょう。

しかし悲しいことばかりではありません。

現実が見えたなら、夢の描き方も分かるはずです。

悲しみの先に、自分だけの素晴らしい景色を描きましょう。

すべては今に繋がっている

あっちこっち行ったり来たりして
出会えた気持ちの豊かさが誇らしい

出典: オレンジバタフライ/作詞:矢野まき・大城美友 作曲:矢野まき

遠回りをしたからこそ、たくさんの経験を積むことができた。

生まれた感情の分だけ、感性は磨かれていきます。

過去には、やめておけばよかったと後悔したり、こんなことをしている場合じゃないと焦ったこともあったでしょう。

しかし振り返ってみれば、すべて今に繋がっています。

遠回りしなければ、見られなかった景色がある。

それが分かったとき、ようやく過去の自分を誇ることができるのかもしれません。

ここの歌詞でもまた、無駄なことなど何もないということを教えてくれていますね。

悲しい気持ちも、嬉しい気持ちも、抱きしめて前へ進む。

豊かになった感性がまた1歩、私たちを夢に近づかせてくれます。

人生において、気になったことは手当たり次第経験してみた方が良いでしょう。

経験こそが、私たちの大きな財産になるのだと思います。

夢も旅も始まったばかり

夕焼けの空を見上げて想うこと。

それは夢への情熱と決意なのではないでしょうか?

何があっても決して諦めない。

そんな想いを後押しするように、夕日が美しく輝いています。

遠くにあるから憧れる。

空と夢は、そういった点でもよく似ていますね。

空の向こうに夢がある

オレンジに染まった夕焼け バタフライ
センチに羽をばたつかせて
今だけの空、目に焼き付け行くの
私の夢は始まったばかり

もっと高く、今ならきっと行けるはず

出典: オレンジバタフライ/作詞:矢野まき・大城美友 作曲:矢野まき

美しい夕焼けの空の先には、憧れた夢の続きがある。

さらなる高みを目指して、私は尚も羽を広げます。

どこまでも続く空のように、夢にも終わりはありません。

目指し続ける限り夢は続きます。

そして私の夢はまだ始まったばかり。

これから訪れるはずの輝かしい未来に胸が高鳴ります。

空の向こうには夢がある。

だから飛びたいと願わずにはいられないのでしょうね。

高く遠い空まで飛んでいくことができたなら、きっと唯一無二の光を見られるはずです。

まだ誰も見たことのない景色を見に、力強く地面を蹴ろう。

今は手が届かなくても、憧れを見失わなければ、夢はそこにあり続けます。

自分を待っていてくれる空に、好きなだけ夢を描いていきたいですね。

最後に