チョコレートの「お返し」なのか、なにかしらのメッセージを感じての「お返し」なのかが気になります。

迷っているそのうちに引っ越してしまい、お返しが渡せなかったこの場面。切ないですね。

もしかしたら「少年」は、主人公と引っ越し前の最後の別れということでチョコレートを渡したのではないでしょうか。

だとしたら「少年」も彼女のことが気になっていたと考えられます。

もしかしたら2人は両思いだったのかもしれないと考えると、更に切なさが増しますね。

今ではもう2人は離ればなれになってしまい、もう気持ちを伝え合うこともできません。

幼い頃の記憶ではありますが、主人公にとってその記憶が鮮明であることが分かります。

この時のお返しをあげられなかったという後悔の想いが、彼女の心に引っかかっているからではないでしょうか。

初恋の相手に対して、未だに後悔が残っているから忘れられずにずっと記憶が鮮明なままなのでしょう。

パート割りは上村莉菜と尾関梨香

このパートを担当するのは上村莉菜さんと尾関梨香さんの2人です。

この2人は、お見立て会から一緒にMCを担当し、進行について揉めるなど最初こそギスギスした関係でした。

その後、セカンドシングル選抜発表の際にシンメになったことから急速に仲良くなりました。

今ではファンからも、「2人の友情が泣ける」と言われるほどの仲になりました。

再び全員で歌う

「バレエと少年」/156(イチコロ)新ユニットのメンバーとは?歌割りのパート分けが話題に!!の画像

出て行くトラック 助手席の少年
手を振ってた I miss you
Friend もう一度 会えたら 伝えたい 大事な
Friendあの日から 二人は変わらない 記憶は
黄昏のバレエ 美しいシルエット 今どこ?

出典: 出典:バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔

ここは全員で歌うパートですね。

夕暮れにバレエを踊っている姿が今でも目に焼き付いていて離れない。

いつかもし合えたら伝えたい言葉があるのになぁという、後悔にも似た感情が歌われています。

「少年」が引っ越して行ってしまう光景。

もう会えないということを幼心に感じた時の記憶を思い出しています。

この歌詞パートの2行目では、彼に対しての寂しい気持ちを英語で表現している主人公。

彼に伝えたかった、彼を好きだという気持ちがここに表れていると考えられます。

未だに彼女が会いたいと思っているのは、これがあれ以来ずっと特別な恋であるということを表しているのでしょう。

純粋な気持ちで相手を好きになった小さい頃の自分。

しかしその想いは伝えることなく、自分の心に仕舞い込んだまま。

その後悔と切なさは主人公の心に未だに残っているのでしょう。

彼を思い出す中で、1番印象に残っているのがバレエを踊っている姿というのが何とも異国情緒あふれる記憶ですね。

記憶の中で2人はあれからずっと変わらない姿のまま。

美しい光景と、伝えられなかった想いが彼女の心をずっと締め付けているのでしょう。

2番の歌割りとは

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まずは、1番の歌割りについて見ていきました。続いて2番も見ていきましょう。

雑草が伸びた空き家のまま
壊れてるブランコは小さ過ぎた

出典: 出典:バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔

青い瞳の少年が引っ越してからかなりの時間が経過したように見受けられます。

壊れてるブランコは小さすぎたという表現が目を引きますね。

当時、青い瞳の少年が使っていたのであろうブランコが小さ過ぎたという表現。

主人公の女の子が成長していることを表現しているのではないでしょうか。

長い年月を経て、彼女は彼が暮らしていた家を訪れたのでしょう。

そこはまだ、あの時から時間が止まったかのように空き家で放置されていた。

違うのは当時の整えられた庭ではなくなってしまったということ。

手入れをする人がいなく、伸び放題の雑草が彼女の心に時の流れを感じさせているのでしょう。

そして、ブランコは自分が精神的にも成長したことを表しています。

少年に対して抱いた初恋の気持ちから年月が経ち、彼女も幾つか恋をしたのかもしれません。

それでも、彼女にとって少年が特別なのは変わらないはずです。

何故なら、未だに彼との記憶を大切に心に抱えているから。

年月が経って少年が住んでいた家を訪れるほどに、彼女にとってこれがとても大切な思い出であるということが分かります。

パート割りは長沢菜々香と米谷奈々未

このパートを担当するのは長沢菜々香さんと米谷奈々未さんの2人です。

この2人は、当初仲は良くなく、特に米谷奈々未さんがつんけんしていました。

その後、ドラマで共演したことをきっかけに仲良くなっています。

サビ、大サビは全員で

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ピアノに合わせて踊ってた少年
盗み見てたI miss you
Friend もう一度 会えたら 伝えたい 大事な
Friendあの日から 二人は 変わらない 記憶は
黄昏のバレエ 美しいシルエット 今どこ?
揺れる光と影 Keep on dancing ballet yeah
遠い記憶の中 Keep on dancing ballet yeah
初めて恋した王子様
Love いつまでも 曲は終わらない ずっと
Love 夢は今も続いてる
Un deux trois踊って

出典: 出典:バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔

2サビと最後の大サビ。ここも全員で歌うパートです。

主人公の遠い記憶の中では、青い瞳の少年は踊り続けていて、今になってもその曲は終わらない。

青い瞳の少年を憧れて窓から見ていた頃から、気持ちは何ら変わっていないという思いが伝わってきます。

曲が終わらないというのは、彼女にとってこの記憶が永遠のものであるということを表しているのです。

幾つになっても忘れられないほどに、少年が踊る姿は美しかったのでしょう。

8行目では、彼のことを「王子」と表現しています。

まるで絵本の中から飛び出してきたかのような、青い目をした彼の姿。

主人公にとって、まるで夢のようであったその光景。

忘れられないのは彼女にとってそれが初恋であったから。

「バレエと少年」では、初恋の美しい記憶が歌われていました。

「バレエと少年」は156にピッタリの楽曲

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