「真夏の残響/今夜、ノスタルジアで」発売日&発売イベント
「今夜、ノスタルジアで」は2018年7月11日発売の、DAIGOの5thシングル「真夏の残響」のカップリング曲です。
現在は終了していますが、発売と同時に全国でリリース記念イベントが開催されました。
東京からスタートし、福岡・北海道・愛知・大阪を周りまた東京に戻るという全国規模のイベントとなりました。
2018年はDAIGOのソロデビュー15周年のアニバーサリーイヤーです。
2018年はソロデビュー15周年記念ライブツアーも開催されます。
興味のある方はぜひ公式HPでチェックしてみてください。
DAIGO Official Website
「今夜、ノスタルジアで」注目のMV!
DAIGOとTAKUROが路上ライブ&ビラ配り!
MVの中で、DAIGOとTAKUROは街角でギター一本で演奏しています。
つまり二人は路上ライブをしているという設定です。
彼らの演奏に足を止める人はいません。
現実でありえないからこそ、とても新鮮に見ることができるMVです。
Tシャツにダメージジーンズという姿のDAIGOは通行人にビラを配ります。
しかし、なかなか受け取ってもらうことができません。
まだ駆け出しの、売れないミュージシャンを演じるDAIGOとTAKURO。
言うまでもなく二人は日本の音楽シーンで輝かしい功績を残しています。
今年はDAIGOのソロデビュー15周年という節目の年です。
このMVには売れるまでの下積み時代を振り返り、原点に戻るというメッセージが感じられます。
タイトル「今夜、ノスタルジアで」に込められた想い
“ノスタルジア”とは、過去を振り返って過ぎた日々を懐かしむ気持ちを表す言葉です。
DAIGOの15年にわたるソロ活動を振り返り、様々な思い出を懐かしむ感情が表れています。
歌詞も過去を懐かしく回想する内容になっています。
「今夜、ノスタルジアで」の歌詞をご紹介していきます。
過ぎ去った若かりし日々
苛立ちと不安
焦げる様な想いは遥か 愛想笑いの自分に苛立つ毎日を
仕事は常に不安定な状態で 今日の友は明日は敵なんて笑えない
出典: 今夜、ノスタルジアで/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
アーティストとして成功する為には、時にやりたくないこともこなさなければならない場面もあったのでしょう。
本音を隠して愛想笑いをする自分に苛立ちを募らせた日々を思い返しています。
「焦げるような想い」には、アーティストとしての成功に焦がれる想いが表現されています。
まだ世間に認知されない下積み時代、「仕事は常に不安定な状態」で、体も心もあまり余裕がなかったのかもしれません。
「今日の友」は自分たちと同じように成功を夢見るミュージシャン仲間です。
その仲間を「明日は敵なんて笑えない」というのは、友人でありライバルでもある仲間への心の中の葛藤が表れています。
現実に押し潰されそうになる夜
誰かが指差す薄情なヤツと 優しさで頬殴り俺を見限った
今日もまた絶え間ない夜のめまいの中
出典: 今夜、ノスタルジアで/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
友人として接しつつも、誰かが出し抜こうとしているのではないかと疑う自分を「薄情なヤツ」と感じてしまう。
自分が人に向ける優しさは本当は自分自身の為のものではないかという疑問を抱えています。
自分の思っている優しさは実は偽善で、そんな優しさを振りまく自分に嫌気が差し自分を責めるのです。
その気持ちを「優しさで頬殴り」という比喩で表現しています。
ミュージシャンとして売れるという保証はない、自分に才能があるかどうか確信も持てない、仕事も安定しない。
そんな気持ちで迎える夜はめまいが絶えないほどの不安に苛まれます。
ミュージシャンとしての成功をおさめた今、そんな夜もあったという懐古の気持ちです。