成功した自分もそうではない友人も、かつて全力で夢を追いかけた日々の熱い絆はもう冷めてしまっています。

それでも「冷え切った絆を抱いて」というのは、過去も現実もすべて受け入れて進んで行こうという決意なのかもしれません。

「白旗」は降参や降伏を意味します。

夢中で駆け出したあの頃、戦いはもう始まっていたのです。

音楽を志し戦い抜きて来た日々、途中ではぐれる仲間がいたり、自分に苛立ちを覚えたりした。

ずっと続いてきたその戦いは「自分じゃ止められない」

「白旗なきロンリーウォー」、つまり降伏することのなくこれからも続いていく孤独な戦いなのです。

想い出を胸に

今夜ノスタルジアに酔おう 荒野へ立ち向かう我が友よ
想い出は揺るがなくその心 温めて

出典: 今夜、ノスタルジアで/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

「荒野へ立ち向かう我が友よ」はこれからも続く戦いを共にする仲間です。

これから進んで行く道が険しい道のりということを「荒野」という言葉で表現しています。

長く険しい道の途中、孤独を感じることもあるでしょう。

そんな時は揺るぎない「想い出」を胸に、「その心温めて」と仲間に語りかけています。

様々な記憶が秘めるノスタルジア

焦げる様な想いは遥か愛想笑いの自分に苛立つ毎日を

出典: 今夜、ノスタルジアで/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

曲の終わりは、曲の冒頭と同じ歌詞です。

ノスタルジーに浸り、様々な記憶が思い起こされます。

そんな中最初と最後に浮かぶのが「焦げる様な想い」「愛想笑いの自分に苛立つ毎日」です。

おそらくその記憶がこの主人公にとっての原点なのでしょう。

これまでもこれからも、この記憶と共に音楽の険しい荒野を孤独に突き進んでいくのかもしれません。

まとめ

「今夜、ノスタルジアで」はボーカルのDAIGOと作詞作曲を手掛けるTAKUROそれぞれの魅力が生きた楽曲になっています。

DAIGOとTAKUROそれぞれの自分のキャリアに対する感慨が込められた一曲です。

BREAKERZのメンバーとしてのDAIGOと、GLAYメンバーとしてのTAKUROを知ることができる記事をご紹介します。

コラボの時とはまた別の顔を持つ二人に注目です。

DAIGO率いる3人組ロックバンドBREAKERZ。「名探偵コナン」のEDを飾る彼らの人気曲「月夜の悪戯の魔法」を紹介いたします。和風PVの世界観とその歌詞の意味を解釈します。

GLAYの代表曲の一つ「HOWEVER」。カラオケランキング、シングル売上ランキングなどでも常に上位にいるこの楽曲、アラサーならだれもが知っている名曲ですよね。今回はこの名曲の歌詞の意味を考察してみました!

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