“淋しい”の一言で、この物語は始まります。
彼女はただ単に淋しいという理由で手紙を書いたのでしょうか。
これが本当に気まぐれだったとしたら、彼の期待は無残に打ち砕かれてしまいます。
彼女が一言だけ綴ったのは、言葉にできない想いを直接伝えたかったからではないでしょうか。
その一言から様々な主人公の想いが浮かび上がってくるのが、この曲が描く物語です。
不安を抱えながらも二人の距離がだんだんと近づいて、その先のシーンを想像させてくれる。
「安奈」は、そんな曲なのだと思います。
伝説のライブハウス『照和』
福岡は日本のリバプールだった?
甲斐よしひろの出身地福岡は、かつて日本のリバプールと呼ばれた時期がありました。
ビートルズの出身地に例えてそう呼ばれたのは、多くの著名アーティストが生まれたからです。
伝説のライブハウス『照和』からはチューリップや井上陽水、そして甲斐バンドらが旅立ちました。
長渕剛や武田鉄矢も『照和』の出身です。
これだけの顔ぶれがほぼ同じ時期に地方のライブハウスの小さなステージに立ったのは、凄いことだと思います。
「帰れない二人」井上陽水
OTOKAKEには『照和』に縁のあるアーティストの記事がたくさん公開されているので、いくつか紹介します。
【帰れない二人/井上陽水】忌野清志郎との共作秘話とは・・・?気になる歌詞&コードはこちら! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
日本を代表する偉大なミュージシャン井上陽水と忌野清志郎が共作した「帰れない二人」。この曲の誕生の秘密に迫ります!歌詞と貴重な2人の共演映像とコードの情報もチェック!
「順子」長渕剛
もうひとつ、長渕剛初期のヒット曲「順子」の記事を紹介します。
アコースティックギターの音色と、現在とは一味違う澄んだ歌声が美しい名曲です。
“繊細さと豪胆さ“が同居するシンガーソングライターが歌う、失恋ソングの歌詞を独自に解釈しています。
こちらも是非読んでみてくださいね。
長渕剛【順子】歌詞の意味を独自解釈!カラ回りした恋…失恋ソングの代表格!"順子"はどこから生まれた? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
失恋した男の切ない気持ちを歌って大ヒットした長渕剛の名曲「順子」。澄んだ歌声でアコースティックギターに乗せて歌う失恋ソングの歌詞について独自に解釈を加えてみたいと思います。
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