ジャズの聖地
2011年10月10日、ジャズの聖地・ブルーノート東京にて初のジャズライブ『JUJUの日SPECIAL LIVE in BLUE NOTE TOKYO』を開催。同年11月30日、初のジャズアルバム『DELICIOUS』をリリース、ジャズアルバム史上初のオリコンランキングTOP5入りを達成、異例のロングセールスを記録した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/JUJU
自分の夢を叶えて偉業を成し遂げたといえるのではないでしょうか?
デビュー後に自身の歌い方を否定され、「売れる音楽」に合わせて歌ってきました。
でもその経験を通じて大切なことに気づいたと彼女は語っています。
日本語を届けること
「JUJU」いわく、ライブで気持ちよく歌えているときはダメなんだそうです。
ナレーターのように言葉を伝えることに専念することで、ファンから元気をもらえるというのが印象的でした。
聴いている観客が歌っている気持ちになれるように、ライブ中でも意識しているんだそうです。
読書家でもある彼女だからこそ、「ストーリーの感じ方は人それぞれ」だと感じているのでしょう。
もしデビュー時のアドバイスを無視していたら、人々の心に訴える歌手にはなれなかったかもしれません。
自身の成長のためにアドバイスを素直に受け入れたからこそ、多くの人を感動させられるといえるでしょう。
15周年アルバム
2018年にはデビュー15周年を迎え、アルバム『DELICIOUS ~JUJU's JAZZ 3rd Dish~』を発売しました。
2011年からはずっと封印されていた「ジャズの声」を開放していきますが、自身でも驚いたと言っています。
幼少の頃から培ってきた歌い方は「絶対音感」のように残っていて、使い分けできるようになっていました。
つまりデビューからの経験によって歌い方の引き出しが増えたといえるでしょう。
「私はこの歌い方で生きていく」と固執していたら到達できなかったのではないでしょうか?
18歳の時にニューヨークの街で経験したことと日本での経験が融合した瞬間ともいえます。
日本はどちらかといえば「郷に入っては郷に従え」という文化といえるでしょう。
一方でニューヨークは「自己責任で楽しく生きる」という空気が流れているような気がします。
ジャズの特徴でもある即興演奏という観点からも、『JUJU』の世界が広がったのではないでしょうか?
最後に
ファンの方もあまり『JUJU』を聴いたことがなかった人も、彼女の魅力を感じていただけましたか?
今回紹介してきたエピソードを感じながら聴くと、『JUJU』の世界観に魅了されること間違いなしです。
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