MVを紹介
やはり片桐は顔出しをしておらず、この映像でもはっきりとはわかりません。
見えるか見えないかのギリギリのラインをついているのもニクイ演出ですね!
メンバーの演奏の合間に入るのは、街を一人彷徨う人。
どこか行き場を失くしたようなその姿は、楽曲の憂鬱な様子にリンクします。
「大人になることの葛藤」を表した歌詞に迫る
大人になるにつれて、夢を諦める人が増えます。
その原因の一つは「周りとのギャップ」ではないでしょうか?
夢を諦めた人の中で夢を追い続けるということには悩める部分も多々あるでしょう。
「夢の続き」の歌詞は、そんな「大人になることの葛藤」を表したもの。
ここからその内容に迫っていきましょう!
大人になることの寂しさ
夢ってかっこよかったよな
みんな忘れちゃったのかい
忘れちゃったのかい
あの頃何になりたかったかなんて
今じゃただの笑い話だよな
出典: 夢の続き/作詞:片桐 作曲:Hakubi
みなさんは子供の頃の夢を覚えていますか?
世間を知らないが故に大きな夢も話せた子供時代。
今となっては笑ってしまうような内容もあるでしょう。
でもその頃の夢は侮れないもの。
子供は自分に正直だから、本当に好きなものがわかっています。
そして大人になるにつれて「やりたいことがわからない」なんて人も増えてくるもの。
ここではそのことの寂しさが表現されているように感じます。
周りとの行き違い
言いたいことも言えないまま
現実逃避だけが上手くなって
言葉選びを間違えて
また人を傷つけて
無邪気でいいねっていわれたよ
出典: 夢の続き/作詞:片桐 作曲:Hakubi
そんな中この曲の主人公は変わらず夢を追いかけていたのでしょう。
しかし、現実的になっていく周りとのギャップに対して悩みを抱えている様子です。
自分の夢がわかっていても、それをあらわに出来ない状況。
夢を諦めた人たちとの行き違いを描いているのでしょう。
夢を貫くというのは、周囲との人間関係にも影響してくることなのですね。
夢のことも周りのことも
いつも本気で思ってた
あなたのことも夢の続きも
いつかわかると思ってた
涙の訳も生きることの意味も
出典: 夢の続き/作詞:片桐 作曲:Hakubi
「夢のことも周りの人たちのことも諦められない」
そんな葛藤を表したサビ部分。
大人になっても何もわかっていない自分に対する苛立ちも描かれています。