京都発の3人組!今注目のバンドHakubiが歌う「夢の続き」
今回紹介するのは京都発のスリーピースバンドHakubiの「夢の続き」という楽曲です。
2017年11月15日にYoutubeで公開されたこの曲。
2018年8月現在、CDもライブ会場限定販売で出回っていません。
それに反して動画は100万回を超える驚きの再生数を誇っています。
結成は2017年3月とまだまだ出来たばかりのこのバンド。
今は目立ったプロモーションもなく、地道なライブ活動を重ねています。
そんな3人がここまで注目される理由は楽曲の質をなくして考えられません。
今回は「夢の続き」という曲を通して彼女たちの注目の理由を感じていただきましょう!
地道な活動と注目の狭間で
こうしたインターネットを通した注目から、HakubiのCDに対する問い合わせも多数あるのでしょう。
しかし現在全国流通をしていないHakubi。
ライブ会場でしか売られていないCDを転売する心無い人もいるようです。
これに対してヴォーカル、ギターの片桐がTwitterで言及。
その内容は「通販も店舗販売もしておらず届けられるのが遅くなるけど出会ってほしい」というもの。
またドラムのマツイユウキも「転売して欲しくて売ったわけじゃない」と発言。
Hakubiの人気と、CDの希少性を利用してお金稼ぎをする人が居るのは悲しいことですね。
アーティストにとって一番の応援になるのは、やはり正規のルートで作品を手に入れることです。
今CDを手に入れられないという方も、Hakubiが早く全国流通に辿り着けるよう応援していきましょう!
Hakubiってどんなバンド?
まだ情報もそれほど出回っておらず、多くの人にとって未知数のHakubi。
楽曲だけではなく、演奏しているのがどんな人なのかというのも気になるところですね。
ここではHakubiがどんなバンドなのかを少し紹介していきましょう。
Vo&Gt 片桐
まずはヴォーカル&ギターの片桐。
Hakubiを結成する以前から、ツイキャスなどで弾き語りの配信もしていたようです。
HakubiのMVでも自身の動画でも顔出しはしておらず、さらにはメンバーで写真を撮るときも顔を隠す徹底ぶり。
Twitterなどの発言にも独特なキャラクターが見られ、そのイメージは実にミステリアスです。
その中で特に垣間見えるのは音楽に対する真摯な姿勢。
「売れる音楽よりやりたい音楽をやりたい」という発言からは彼女が良質な音楽が生みだしている理由を感じさせられます。
Ba アルヤスカワ
Hakubiのベースを担当する他、映像制作の分野でも才能を発揮するアルヤスカワ。
Hakubi以外のアーティストの作品もたくさん手掛けているようです!
やはり同じ芸術。ジャンルが違ってもセンスは変わらないということを感じさせられますね。
他分野での経験が音楽にフィードバックしている部分もあるのでしょうね。
Dr マツイユウキ
CDの転売のくだりでもありましたが、バンドの想いを一番わかりやすく語っているのがドラムのマツイユウキ。
ミステリアスな片桐の発言に対して、それを代弁する様子もしばしば見られます。
それを見るに彼はバンドのリーダー的存在なのではないでしょうか。
そうでなかったとしても、バンドの人間関係が見えるやり取りは微笑ましい気分になりますね。
「夢の続き」はこんな曲
「夢の続き」という曲を彩るサウンドは、疾走感とスリーピースならではの一体感を重視したもの。
音数の少なさをもろともしない塊のような音像からは、3人の阿吽の呼吸を感じさせられます。
そこに乗っかる片桐の歌声はどこか少年的なイメージ。
幼さの残る声質に反して、凛とした佇まいを感じさせる歌いまわしがそれを成し得ているのではないでしょうか。
個性の出る間奏部分
スリーピースバンドで個性が出る部分といえば間奏でしょう。
ギタリストが独立して居るバンドの場合、この間奏は大概はギターの見せ場です。
しかしスリーピースバンドはヴォーカルがギターを兼任している場合が多く、その役割が他のパートに行くことが多く見られます。
どうやらHakubiではその役割はベースが担っているようです。
イントロではロックバンドのベースではあまり使われないハーモニクス奏法を。
他の部分でもエフェクトを効果的に使ったフレーズなど、そのセンスをいかんなく発揮しています。
普段は縁の下の力持ちであるベースのかっこよさが、この曲ではわかりやすく感じられるはずですよ!