いよいよサビのシーンに入ります。

さらちゃんのアップで歌う姿は非常に可愛らしく、歌声も清らかでスッと歌詞が入っくるよう。

彼女の清楚な見た目も相まってサビの雰囲気を一層盛り上げてくれるのです。

さらちゃんは終始カメラ目線で、まっすぐに前を見ながら歌います。

アイドルということで歌に集中しながらも、表情にも一切の抜かりはありません

あつしくんのアップも見逃せない

サブボーカルのあつしくんもアップで撮られています。

彼は表情などあまり気にせずに、歌とギター集中している男らしい歌い方

彼の真剣な表情と熱く歌う姿はさらちゃんと対照的ですね。

さらちゃんで癒された後にあつしくんのキリッとした眼差しで女性陣は癒されること間違いなしです。

みんなでワイワイ、青春の1ページを切り取ったようなシーン

サビの中盤からは堤防のような場所で6人が腰掛けながら、音楽に合わせて肩寄せ合うシーンが入ります。

男女でこういう場所で並んで座るなんて大人になると滅多にありません。

だからこそ高校生ならではの青春感を感じ取ることができるのではないでしょうか。

MVの最後も、同じ堤防でなかよさげに談笑して終わります。

きっと学校の話や恋愛トークなど、キラキラした会話をしているのでしょう。

歌詞にはどんな気持ちが隠れている?

サビの歌詞の意味とは

これが恋と知るのは少し先の話

出典: Hello/作詞:Taiki Kudo 作曲:Taiki Kudo

印象的な歌詞でサビが始まります。

これは十代の時に異性に抱いた感情を、若い彼らは明確な恋愛感情と捉えきれないという意味でしょう。

大人になってから「あの時ああしていれば・・・」と後悔するのは誰にでもある話。

そういった若い時の後悔なんかも歌詞にしているのでしょうか。

それを今青春真っ只中の彼らが歌うことに意味があるのです。

今まさにそういった感情をどう処理していいかわからず、悶々としていることを表しています。

これが恋と知るのは 少し先の話
降り積もる感情の名前 今はまだ知らない

大切なモノを 探しにきたはずなんだけど
触れてみただけじゃ 何がホンモノか分からない

少しずつ少しずつ 重ねていく想い出で
確かめ答え合わせしよう

出典: Hello/作詞:Taiki Kudo 作曲:Taiki Kudo

Aメロの歌詞では、今感じている感情が不確かなものであることが伝わってくるよう。

目に見えるものだけで本物かを判断できない、頼りなさのようなものを感じます。

それでも、焦ることなく今を過ごす中で、いつか答えがみえてくる。

そんな未来への希望も感じることができますね。

会えない時間が 心を揺さぶっていくけど
迷うことも大切だと 後で気づくだろう

嗤ったり 怒ったりを 繰り返した思い出は
何にも代えられないモノ

出典: Hello/作詞:Taiki Kudo 作曲:Taiki Kudo

会えないからこそ愛を育むことができる。大人ならそう思えることでしょう。

しかしまだ若い彼らは会えないと寂しいし辛いし、恋しくてたまらないのです。

それは自分の気持ちとは裏腹に感情が揺れ動く程に。

そんな心情が1行目で綴られています。

それでも、後になって気が付くと言い聞かせることでなんとか心を保っているのです。

求めてわがままになるだけではない、冷静な感情があることが分かります。

1つ1つの思い出が何より大切なのだと、彼らが知っているからなのではないでしょうか。

これは“恋ステ”で実際にメンバー同士が絆を深めているからかもしれませんね。

今を一緒に過ごしているという事実が何よりも大切なのです。

例えそこに報われない感情があったとしても…。

制服がおしゃれ

堤防のシーンでもう1つ印象的なのが、制服がオシャレだということ。

ブレザーには変わりありませんが、王道をいっていて、かつ少女漫画に出てきそうなデザインです。

メンバーも顔はもちろんのことスタイルがいいので完璧に着こなしていてとても映えますね。 

中高生のファン層が厚い恋ステなのでこういうシチュエーションや制服に憧れてしまうでしょう。

曲のタイトルに秘められた想い

甘酸っぱい恋愛と、青春の思い出