モーニング娘。'19【人生Blues】MVを徹底解説！あのOGも登場！？人生の秘訣に触れてみよう

人間は機械ではないですから、どうしても感情に左右されてしまいます。

生産性をあげるだけならば、一定のパフォーマンスで淡々とやり続けられる人が正解なのかもしれません。

でも、現実はそうもいきません。

このパートも１番のAメロと同じように、かったるそうに仕事をする様子が描かれています。

歌詞の内容を如実にあらわしているようですね。

ここで表現されているのは、仕事に一生懸命取り組んでいるからこその苦しさでしょうか。

プライドをもってやっているからこそ、周りの人の態度が目に付くことがあります。

でも、人間関係を考えるとそんな人ともうまくやっていかなくてはならない。

自分の中でどうバランスをとっていくか。

どんな仕事をするにもつきまとう問題ですね。

ここまでつまらなそうに仕事をするメンバーをみていると、このパートの舞台スタッフの笑顔が少し気になります。

舞台に立つことに夢を抱いているのでしょうか。

そう考えると、後半のオーディションのパートにストーリーがつながっていきそうです。

1番では回数や頻度でしたが、2番ではより“気持ち”に焦点があたっています。

先ほども記述したように、気持ちを上向かせるためには作り笑顔でもかたちから入ることが重要です。

そう考えると、1番はステップ1で、2番はステップ2という感じでしょうか。

舞台スタッフの２人の表情が映し出されています。２人ともまだ夢を叶えていない状態であるのでしょう。

歌詞のように笑えるようになるために、２人の心に渦巻くものがあり、一歩を踏み出す直前なのだと解釈できます。

どんな経験もこれからの自分に活かしていく気持ちがあれば、実は無駄になることは何一つないのです。

「こうすればいいんだ」というプラスの経験だけではなく、「これではダメなんだ」とわかることも大事な経験です。

そんなことも含めて、自分の人生の手綱を離さずに主体的に生きていきたいものですね。

周りにあわせているよりも、自分の価値観をつくり人生をつくっていく意識でいた方がきっと楽しいですから。

ここのパートの舞台スタッフの２人がオーディションのダンスはかっこいいですね！

この２人のストーリーはサビの歌詞ともよくリンクしています。

やはり生きるにおいては、目の前のことを着実に一歩一歩やっていく以外にないのだろうと思います。

人生は、地道に自分の歩く道をつくりながらそこを進んでいくという、死ぬまで続く作業なのかもしれません。

その作業の中に、悲哀も歓びもたくさん詰まっているからこそ、きっと豊かなものになっていくのでしょうね。

サビの最後で、オーディションを受けた２人が清々しい表情をしています。

結果がどうあれやはり夢に向かっているという事実が、人生に充実感をもたらすのでしょう。

歌詞は1番のサビと同じですので、ここでは省きます。

聴き比べてみると、ラストのサビは1番のサビと違って休符が効果的に入っています。

こういったつくりは珍しくはないですが、やはり聞くものの気持ちを盛り上げてくれます。

【Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→サビ】という構成も王道といえるでしょう。

いかがでしたか？

MV解説といいながら、筆者の人生観がかなり伝わってしまっているような気がして、お恥ずかしい限りです。

いろいろなblueをかかえながら、明日もお互いに強く生きてまいりましょう。

さて、最後に関連情報のご紹介です。

1997年に「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たしたモーニング娘。

長い歴史の中でこれだけメンバーが入れ替わりながらも、個性と魅力を放ち続けるグループはあまり類をみません。

そんなモーニング娘。の人気曲が下記の記事にまとまっています。

懐かしいあの曲やこの曲… 是非チェックしてみてくださいね！

モーニング娘。のアルバムについてはこちらからどうぞ！

※ 2017年の記事のため、少し情報が古いです。