VILL SHANA【caffè e llatte】歌詞の意味を考察!カフェラテの味と恋の関係に迫るの画像

苦いようで甘いカフェラテ
いない今夜はどう過ごせばいい?
痛いようで甘い気持ちが
まだずっと絶えないメモリー

出典: caffè e llatte/作詞:VILLSHANA 作曲:Squid Ink

ほぼ毎日のように一緒にいる2人にとって、別々で眠る夜はとても心寂しいものです。

甘さに慣れた舌には、今日のカフェラテはとても苦く感じて……。

君がいない場所で飲むカフェラテはこんなに苦かったのか、と改めて感じさせるのです。

きっかけは些細なことだったにもかかわらず、次第に空いてしまった2人の距離。

これからずっと苦いカフェラテを感じ続けるなど、主人公にとっては切なすぎます。

どんなカップルも、付き合った当初は相手にときめき、何よりも大切だと感じるはずです。

しかし時間が経つにつれて、新鮮な気持ちが薄れてしまうのがセオリー。

離れてみて初めて、相手のことをどれだけ大切に想っていたのかを実感するのです。

そこで諦めてしまえば、もう再び2人で過ごす夜はやってきません。

またカフェラテの甘さを感じるために、主人公はどんな行動をとるのでしょうか。

何にも代えがたい君

VILL SHANA【caffè e llatte】歌詞の意味を考察!カフェラテの味と恋の関係に迫るの画像

苦いようで甘いカフェラテ
いない今夜はどう過ごせばいい?
したいようにさせてくれる
ならずっとおれは君だけ

出典: caffè e llatte/作詞:VILLSHANA 作曲:Squid Ink

ずっと2人で夜を越えてきたからこそ、1人ではどうしたらいいのか分からなくなってしまう主人公。

出会う前は1人でいたはずなのに、もはやどう息をしていたかすら忘れてしまったようです。

それほどまでに、彼女が主人公に与えていた影響は大きかったのでしょう。

「君なしでは生きられない」という言葉がぴったり当てはまります。

思い返せば、主人公が何をしようと笑って肯定してくれていた彼女。

どんなに無謀な夢を描こうとも、「素敵だね」といって応援してくれていたのです。

そんな貴重な存在を、このまま手離すわけにはいかない……。

これからもずっと彼女を愛するという覚悟を決めながら、主人公は再び彼女の元へと急ぎます。

もう2度と手離したくない存在

無駄な建前なんて取っ払って

VILL SHANA【caffè e llatte】歌詞の意味を考察!カフェラテの味と恋の関係に迫るの画像

もう限界そこへ行こう
そう変態おぼれそう
君がいれば最高
今すぐにさmy home

出典: caffè e llatte/作詞:VILLSHANA 作曲:Squid Ink

どんな言葉で伝えればいいのか、どんなシチュエーションが1番ふさわしいか……。

関係を修復するために、何回も何回もシミュレーションを重ねてきた主人公。

そのどれもがしっくりくるものではなく、これまでずっと頭を抱えてしまっていました。

しかし彼女がいない時間が積み重なるうちに、心はどんどんと悲鳴をあげるようになっていきます。

これ以上考えても、いい案など思い付くことはないでしょう。

それならばまっすぐな言葉で、自分の思うように気持ちを伝えてくるべきです。

自分には君しかいないから、一緒に家に帰ってほしい……。

そしてまた、一緒にカフェラテを飲みたいと願うのです。

彼女のためならどんなことでもできる

VILL SHANA【caffè e llatte】歌詞の意味を考察!カフェラテの味と恋の関係に迫るの画像

お願い事は何なんだい?
叶えられないことはないない
You You どこも行かないで
You You 離したくないね

出典: caffè e llatte/作詞:VILLSHANA 作曲:Squid Ink

彼女が戻ってきたのならば、その願いは全て叶えてあげたいと願う主人公。

自分の願いが叶わなくても、時に自分が我慢を強いられようとも関係ありません。

その結果彼女が笑ってくれるのであれば、我慢など大した苦労ではないのです。

それよりも彼女がまたいなくなってしまうことの方がよっぽど辛いこと……。

身を引き裂かれるようなあの辛さを感じずに済むのなら、何でもする覚悟です。

「何でもするから行かないで」という願いは、決してその場限りの言葉ではありません。

どんな絶望よりも、あなたを失うことの方が辛い……。

そういわれれば、どんな人も心動かされること間違いありません。

苦みと甘みの混在する毎日

Shake it Shake it baby
Shake it Shake it baby baby
Shake it Shake it baby
Go crazy yeah yeah
Go crazy Go crazy yeah
苦いようで甘いカフェラテ
我慢したその数だけ
増やしていくだけ yeah yeah

出典: caffè e llatte/作詞:VILLSHANA 作曲:Squid Ink

コーヒーよりもミルクの割合が高い反面、エスプレッソを使うことで苦みが引き立つといわれるカフェラテ。

苦みをまろやかにするために、多くの人が砂糖を入れて飲むものです。

彼女をカフェラテに例え、彼女との間にトラブルがあるたびに苦みを増していくカフェラテ……。

その時はまた砂糖を加え、甘みを足していけばいいのです。

トラブルがあって距離が離れても、楽しい経験でまた笑顔を取り戻すことができたなら問題ありません。

何度も苦みと甘みを繰り返し、経験を積むことで強い絆が出来上がるのです。

そうして培った絆は、愛する2人を何からも守ってくれる強固なものとなるでしょう。