ここはただ好きと言っているだけではなく、きちんと相手のことを褒める余裕が感じられます。
ところどころに気の強そうな男性像が見え隠れしていますね。
韻を踏んだ歌詞が絶妙に心を揺さぶります。
こんな言葉たちを言われたら感動しない女性はいないでしょう。
自分と一緒にいれば幸せになれると信じている男性。
結婚した後にどうなるかは分からないけれど、この時点での本気の気持ちが伝わってきます。
本気な感じがかっこいいですね。
運命の人に対する気持ちを歌う
一キロやせたと喜んでる
笑いながら一人で転んでる
俺のそば寝転んでる お前の顔見て俺は息を飲んでる
結婚なんて ほんまに分からん
けど欲しいお前との赤ちゃんBaby
こんな気分が運命って気がすんねん
大事にすんで だから
出典: Lifetime Respect/作詞:三木道三 作曲:三木道三
その人と一生一緒にいたいと決意することは、ほとんどの場合人生で一度きりです。
その人生の一大イベントを通過するときの心情がよく表れている歌詞だと思います。
主人公は近くにいるパートナーの顔を見て、結婚後の生活を想像しています。
その人との赤ちゃんが欲しいとまで思っている時期のこと。
それはとても幸せな時間だと思います。
結婚生活がどうなるかなんて、誰にも分かりません。
今はただ、パートナーのことがとても大切で一緒にいたい。それだけなのです。
赤ちゃんが生まれて、その後あたふたした生活が続いても、一生この気持ちを忘れないでいてほしいですね。
老後のことまで考えてる!
お前がもしも ボケた時も
俺が最後まで介護するで心配ないぞ
限りある人生にいっぱい
楽しい時間をお前と生きたい
一緒に料理したり 映画見たり
愛のあるSEXに精ェだしたり
何があるかこの先わからへん
けどお前を絶対 離さへん マジで
出典: Lifetime Respect/作詞:三木道三 作曲:三木道三
ここでは老後の生活まで考える思慮深い男性像が浮かび上がります。
これを歌にしてあるのだから、後で言い訳はできませんね。
生々しい表現も交えながら、パートナーへの愛をストレートに伝えています。
一緒にいること全てが楽しいから、ずっとこうしていたいという心情なのでしょう。
最高のプロポーズソングですね!
最高のラブストーリーに感激
俺はきっとずっとお前を待ってた
誰も信じられなくなってた
俺の特別な一人になってや
きっと一丁前の男になってやる Woh
仕事も遊びも
つらい時もまた楽な時も
一緒に泣いて笑いたい
Respect for all lifetime
出典: Lifetime Respect/作詞:三木道三 作曲:三木道三
ここでは自分の過去と決別し、成長を続けることを誓います。
果たしてこの男性は「一丁前の男」になることができるのでしょうか?
運命の糸でつながれていた人がいたとして、その糸を手繰り合わせたときはどんな気分なのでしょうか?
素敵なストーリーをイメージさせてくれる曲に感動してしまいます。
今はもう、どんな辛いことが起きても乗り越えられる!という気分なのでしょう。
純粋でストレートな歌詞に、胸が熱くなりました。
アンサーソングはコチラ♪
「Lifetime Respect」が発売されてから6年後の2007年。
ラジオなどで原曲よりも話題となっているアンサーソングが発売されました。
その名も「Lifetime Respect-女編-」。
リズムはそのままに、歌詞が変わっています。
「Lifetime Respect」の原曲を知っている人はもちろん、知らない人からの反響も大きいようです。
こちらは現代の女性の強さが表れていると思います。
結婚生活というと愚痴を言う人が多く、文句を言いたくなる関係が多いようなイメージ。
しかしこの曲は女性目線の歌詞ですが、男性をリスペクトしていて心が温かくなります。
「Lifetime Respect-女編-」
「Lifetime Respect」は何年経っても色あせない名曲ですね!
「Lifetime Respect-女編-」は透明感のあるMV映像が今風。
時折登場する夫婦や家族の映像が結婚生活の幸せなイメージを際立たせています。
特に歳を重ねたおじいちゃんおばあちゃんの夫婦が素敵です。
人はいつまでも同じ歳のままではいられません。
結婚して子供ができ、子どもが大きくなって、そして年老いてゆくのです。
歳をとってもお互いを思いやれる関係は理想の関係ですね。
「Lifetime Respect」が6年の時を経てこんな形で生まれ変わるなんて、三木道三は思いもよらなかったでしょう。
アンサーソングが幸せな形で良かったと胸をなでおろしているかもしれません。
このような形で名曲が生まれ変わったことで喜んでいるファンも多いでしょう。