2000年代にサザン・ヒップホップやクランクから派生して生まれた、比較的新しいジャンル。重低音を強調したビートに、トラップ特有のスネアドラムの連続音や、派手な電子音を加える中毒性の高いスタイルが一般的。トラップとは、「コカイン密売所」を表すスラングで、アトランタが、このジャンルの発祥地とされている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/トラップ_(音楽のジャンル)

ヘヴィメタルというと、その名の通り重厚で硬派なイメージがあります。

それに対してトラップの持つイメージはギラギラしていてどこか危なげな印象。

単にロックではなくヘヴィメタル。

ダンスミュージックの中でもトラップを選んでいるところが、ちゃんみなの黒い部分を引き出す要素の一つとなっているように感じます。

続いて、公開されたMVからも楽曲の魅力を探っていきましょう!

歌唱部分から垣間見る「ちゃんみなのスター性」

黒で統一したセクシーな装い

イントロ部分。不敵な笑みを浮かべ「TeddyLoid」と耳元で囁くようなウィスパーボイスを披露するちゃんみな

「TeddyLoidは自分の黒い部分を引き出してくれる」という話がありましたが、衣装もそれに応えるように黒で統一したセクシーな装い。

20歳とは思えないほどの妖艶な立ち居振る舞いにドキッとさせられた方も多いのではないでしょうか。

ラップが本職とは言っても…

そこから展開されるサビは歌唱パート。

ゆったりとしたビートの中、ミステリアスな雰囲気のメロディが展開されます。

ラップが本職と言っても、歌唱部分はロックスターさながら。

TeddyLoidの言う「ちゃんみなのスター性」をまじまじと感じさせられます。

ここのメロディはちゃんみなのルーツでもあるK-POPを意識したものでもあるそうですよ。

ファッションも音楽もクロスオーバー!

ちゃんみならしいヒップホップ風ファッションが登場

続くラップ部分ではラッパーらしく、ヒップホップ風のファッションに身を包むちゃんみな。

赤を基調にしているところが、その危なげな雰囲気に華を添えています。

全く違ったイメージの2通りの装いの彼女が見られるというのも、このMVの魅力ですね。

音楽だけではなく、ビジュアルでもロックとダンスミュージックがクロスオーバーしているような印象を受けます。

センス抜群のラップとギターサウンドの相乗効果

コンポーザーをTeddyLoidが務めていると言っても、今回ラップ部分は全てちゃんみなに任せたとのこと。

そこはやはりちゃんみなも本職というだけあって、いつものようにセンス抜群のラップを披露しています。

聴く人を挑発しているかのような、高い声を使った合いの手風のアプローチなど、アナーキーな雰囲気が全開。

ヘビーなギターサウンドがそれに拍車を掛けています。

これはまさしく他ジャンルの相乗効果。クロスオーバーとはこういうことを言うのですね。

ラストシーン、身を寄せ合いカメラに目線を向ける2人の姿には思わず息を呑まされます。

まとめ

今回はTeddyLoidの新作アルバム「SILENT PANET:RELOADED」に収録されている「You Made Me feat.ちゃんみな」を紹介しました。

公開されたMVは音楽のジャンルも、ビジュアルもクロスオーバーした斬新で刺激的な内容。

それぞれの方面の第一線で活躍する2人の魅力もバッチリとクロスオーバーされていました!

こちらの記事もオススメ!

TeddyLoidの凄いところは、やはり自身のアルバムでありながらもコラボしたアーティストの魅力を最大限に引き出しているところ。

まさにプロデュースに関して、稀代の才能を持っていると言えますね。

ということで、この楽曲を通してちゃんみなに興味が湧いたというTeddyLoidファンもおられるのではないでしょうか。

ちゃんみなの記事もいくつか紹介しておきますので、是非覗いてみてくださいね!

練馬のビヨンセの愛称で親しまれているちゃんみなさんは、ラッパーとして活躍する女性です。 代表曲として「lady」が知られていますが、一体どんな意味を持っているんでしょうか。