妖艶
鏡写る切な可愛いさで
味方だったはずが敵
出典: you are my xxxxx/作詞:urata naoya 作曲:宗本康兵
鏡ごしに映る女性はとても洗練されていて、思い描く彼女には見えません。
主人公の職業は商社の営業マンです。
職業柄身についてしまったのは、発言や行動が積極的なことで、私生活においても同様でした。
そんな彼ですから、魅力的な女性に声をかけないはずがありません。
しかし、直前に感じた女性の香りが、珍しく主人公の行動を鈍くします。
どうやら、その彼女との関係が終わってしまった原因が、行動に影響しているようです。
注目の的
君とクチヅケをすれば周りから
細い目で見られるの
君は 僕の
出典: you are my xxxxx/作詞:urata naoya 作曲:宗本康兵
主人公はその女性に声をかければ、ものにできる自信はあります。
それはこの店の常連客も全員解っていることで、キスなどしたら「また始まった…」と見られるでしょう。
行動的な主人公は、魅力的な女性を見かけると、必ず声をかけ店内でキスをしていたからです。
主人公が思い描いている彼女と別れた原因も、このことが深く影響していたのです。
大人の駆け引き
今回この曲の歌詞を解説するのに、私独自のストーリーで紹介しています。
しかし、営業マンという職業は、なぜにこうも良い意味でも、悪い意味でも積極的なのでしょうか?
もし彼がデキる営業マンだとしたら、ここら辺を注意深くチェックしておくことをおすすめします。
勘というか、嗅覚というか、これだと感じたら、即行動にうつしながら考える癖がついているのです。
話が脱線しましたが、残りの歌詞の展開が気になります。
引き続きお楽しみください。
欲望
指先だけで
欲が満たせるなら 割れやすい靴でも
アゲルから
出典: you are my xxxxx/作詞:urata naoya 作曲:宗本康兵
主人公は考えます。
「あえて彼女の誘いにのり、今夜だけの愛にのるか…」
「落ち着いた服装の彼女を、私の演出でシンデレラのような気分に…」
彼女の誘いにのることは、主人公が陥れられてしまうのを理解しています。
しかし、あえて彼女の誘いにのることで、彼女が抱く傷ついた心が満足できるならばと。
そして、せっかく誘いにのるのであれば、今夜彼女をシンデレラのような演出をしようと誓うのです。
燃え上がる気持ち
時計を外して
テッペンを越えた後 暑い時も白い
息を吐く
出典: you are my xxxxx/作詞:urata naoya 作曲:宗本康兵
主人公は彼女の誘いにのり、一夜の愛の時間を過ごします。
深夜0:00を超えたころには、主人公の心は熱を帯び呼気が外気よりも高い温度であるように感じます。
「もうじき終わってしまう…」
彼女からどのような仕打ちを受けるのか解りませんが、どんなことでも受け入れる覚悟です。
赤
林檎の丸さと艶やかさに
知っていたよ毒がある
出典: you are my xxxxx/作詞:urata naoya 作曲:宗本康兵
彼女が放つ強烈な魅力は、とても甘いのですが、強烈なトゲがあるものです。
主人公は彼女の魅力に酔いしれている間、そのトゲを忘れてしまいます。
その光景はまるで、主人公が以前の過ちに報いているようです。