リリース情報

映画「リメンバー・ミー」の挿入歌

ミゲル(石橋陽彩)【音楽はいつまでも】歌詞の意味を解説!生き続ける思い出とは?歌の魅力を解き明かす!の画像

【音楽はいつまでも】は映画「リメンバー・ミー」の挿入歌としてリリースされました。

ちなみに「リメンバー・ミー」は、2018年3月16日に日本で公開された映画です。

同曲を歌う「石橋陽彩」演じるミゲルは同ストーリーの主人公。

そしてミュージシャンを目指す少年です。

そして時は「死者の日」と呼ばれる2日間

「家族」、「音楽」、そして「時代を超える思い出」をテーマに物語は進んでいきます。

その中で同曲は、かなり重要な位置づけの楽曲といえるでしょう。

世代を超える時の流れ、そして家族と音楽をはっきりと表現した1曲です。

サウンドトラックはダブル受賞

ミゲル(石橋陽彩)【音楽はいつまでも】歌詞の意味を解説!生き続ける思い出とは?歌の魅力を解き明かす!の画像

「リメンバー・ミー」のサウンドトラックは2018年3月14日にリリースされました。

同曲は日本語バージョンと英語バージョンの、両方が収録されています。

トラック番号は10番目と20番目。

サウンドトラックの中でも節目を飾る存在といえますね。

このことから、制作陣も同曲に並々ならぬ想いを注いでいることが想像できます。

さらに第90回アカデミー賞でダブル受賞を果たすなど、世界中から注目を集めました。

もはや同曲は「リメンバー・ミー」を代表する曲といってもいいでしょう。

映画のテーマでもある「家族の思い出」にも深く関連した楽曲といえます。

曲のテーマ

音楽が伝えるもの

同曲のタイトルは【音楽はいつまでも】です。

つまり1つの曲が永続的に伝えられていくことを意味しています。

ちなみに映画の主人公、ミゲルはミュージシャンを目指しているという設定です。

しかし彼の家ではある掟があり、音楽を奏でることは出来ません。

それに反発するミゲル。

そんな彼の葛藤と音楽への愛が物語を展開させます。

つまりこの映画では音楽が大きなカギとなっているのです。

音楽の持つ力とは何なのか、音楽は何を伝えるのか。

こうしたことが同曲の大きな主題だと考えられます。

曲中でもまた、音楽で家族が1つになっていくといったような歌詞が特徴的です。

音楽は家族全員の気持ちを乗せ、奏でられていく。

そんな音楽の持つ特性を描いた楽曲といえるでしょう。

家族のつながり

映画の舞台は「死者の日」とされる期間です。

これはお盆のようなもので、亡くなった家族を追悼する行事の1つ。

そのため劇中にはすでに亡くなったご先祖様も多く登場します。

骸骨の姿で生者の国に帰ってくるご先祖様たち。

この人たちもまた、主人公の紛れもない家族です。

つまり同曲で歌われる家族とは、生きている人たちだけではないのです。

亡くなった人も含め、全員が家族。

同曲では先祖代々続く家族の思いや歴史、DNAを音楽が伝えていくことを表しています。

そう考えると非常にスケールの大きな楽曲といえますね。

優しい歌いだし

主人公の夢

おかしいって
思うかな
君の夢を見たんだよね

出典: 音楽はいつまでも/作詞:Adrian Molina 訳詞:竹本浩子 作曲:Germaine Franco

同曲は実に穏やかな歌いだしです。

誰かに語り掛けるような口調。

語尾も誰かに喋っているようなスタイルになっています。

ささやくような語り口です。

まるで素敵な夢から覚めた後のような、優しい雰囲気。

夢見心地で話しているような印象です。

そして、まるで自分の見た夢を「変」だといわんばかりの口調

ここでいう夢に見た人とはいったい誰なのでしょうか。

夢に出てくるのが変だと思う人物。

それは「会ったことのない家族」ではないでしょうか。

何故か知っている「曲」