「ファンタジー」
そりゃまあ音楽なんかじゃ何にも
変えられないかもしれないけど
今日は幻想的な
世界へ連れてってあげる
出典: ファンタジー/作詞:深瀬慧 作曲:深瀬慧
これがまさにセカオワがファンタジーを描き出す理由なのでしょう。
生きている中でいろんなことが起きて心が折れそうなことがたくさんある。
でもそれを音楽だけでさらっと変えるのは難しい。
だからせめて幻想的な世界へ僕らが連れてってあげるよ、ということなのでしょう。
「Fight Music」
この曲に救われた人はかなり多いのではないかと思います。
ライブでも定番曲でアンコールでよく演奏されます。
僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」から逃げる「理由」なんかじゃなくて
僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ
どれだけ遠くに逃げても「ソレ」は僕の前に立ちはだかる
だから僕がいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気が」欲しいんだ
出典: Fight Music/作詞:深瀬慧 作曲:深瀬慧
日々戦い続けている人に注ぐ応援歌です。
戦う「勇気」を与えてくれるアップテンポの楽しい楽曲です。
2位 「EARTH」
「幻の命」
白い病院で「死んだ」僕たちの子供は
「もうこの世界にはいない」のに何で何も感じないんだろう
出典: 幻の命/作詞:深瀬慧 作曲:藤崎彩織
ここの歌詞に関してはいろんな説がありますが、作詞したFukaseは多くを語っていません。
聴いた人の捉え方でいいのではないのかなと思います。
個人的には白い病院というのはFukaseの経験からのイメージ映像。
そして「死んだ」子供というのは特定の誰かの子供ではないのではないかと思います。
不特定多数のある幻になった死んだ子供の、あるパパとママの歌なんだと思います。
「インスタントラジオ」
燃やされそうな森林や 殺されそうな鳥の悲鳴を
笑い声に変えられないかな そしたらきっと楽しいのに
出典: インスタントラジオ/作詞:深瀬慧 作曲:深瀬慧・中島真一
悲しいことや辛いことなど、そういった事がそれだけで終わらないで欲しい。
とにかくみんな笑ってて欲しいといった願いの気持ちがここにも込められています。