セカオワの楽曲POPなものが多いのですが、ダークでディープな曲も多々あります。

一番最初にソレが垣間見える曲がこの「世界平和」です。

世界や社会における、人によっては気にもしない矛盾や疑問をストレートに問います。

ここがセカオワのロックバンド精神が垣間見えるところなのです。

猟奇的な一般の市民は「世界」中で血の雨を降らし
「セカイ」中で一つになってこういうんだ 「世界平和」

貴方たちが願う平和は世界平和じゃないんです
花や虫や僕らの星は貴方たちに殺されてるんです

出典: 世界平和/作詞:深瀬慧 作曲:深瀬慧

猟奇的な一般の市民=世論?

貴方たち=政府や権力者?

世間や社会の一般的な「世界平和」を大胆に揶揄しているように捉えられます。

ソレとともに「じゃぁ世界平和って一体何なんだろう」と考えさせられもします。

1位 「Tree」

【SEKAI NO OWARI】おすすめアルバムランキング3選!誰もが楽しめるアルバムを詳しく紹介!の画像

堂々の1位は2015年発売の3rdアルバム「Tree」です!

週間オリコンチャートで初の1位を獲得しました。

全てが名曲ぞろいの名盤です。

有名なあの曲もあの曲も!入っています。

「炎と森のカーニバル」

一度聴いたら離れないサビのメロディ。

圧倒的なファンタジーな世界観

MVもタイトル通りの映像で観ていて非常に楽しくなります。

BARのロボットに見惚れてたら
君がそうやって怒るからさ
人目を気にしてキスをした
ほら、君の出番だろう?

出典: 炎と森のファンタジー/作詞:Fukase 作曲:Fukase

ファンタジーかつロマンチックな世界観ですよね。

炎と森のカーニバルに参加したい!と思った人も多いはず。

この曲は珍しく歌詞先行だったからこそか、より世界観がハマっている気がします。

「RPG」

この曲を名曲と言わず何と言いましょう。

FukaseとSaoriaが大喧嘩をしてバンド存続の危機があったそうです。

その時に作った歌詞がこの「RPG」。

Fukaseのファンタジー性とSaoriのメッセージ性が見事に融合した名曲

空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない
空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない

出典: RPG/作詞:Saori・Fukase 作曲:Fukase

多くの人がこのサビに背中を押されたことでしょう。

爽やかな情景と力強い説得力のあるメッセージ。

"煌めき"のような人生の中で
君に出逢えて僕は本当によかった

出典: RPG/作詞:Saori・Fukase 作曲:Fukase

ここのフレーズは本人たちも語っている通りメンバーに向けた言葉。

こんな言葉をかける、またはかけてもらえる人がいること。

とても素敵なことだと思います。

「Dragon Night」

セカオワといえばドラゲナイ!(愛を込めて言ってます)

セカオワ現象を巻き起こしたあのモッズコートの曲です。

ここまで気分を上げてくれる曲はなかなかないですね。

今宵いは百万年に一度太陽が夜に遊びに訪れる日
終わりの来ないような戦いも今宵は休戦の証の炎をともす

出典: Dragon Night/作詞:Fukase 作曲:Fukase

この曲の解釈も人それぞれたくさんあります。

いずれにせよ一貫しているのは、争いや悲しいことなどがあるということ。

でもそれを嘆くだけじゃなく、みんな笑ってほしい、楽しんで欲しい

そんな願いが込められていることだと思います。

なので歌詞の意味を深く考えすぎず、ただ音楽を楽しめばいいのだなとも思います。