意外や意外ポップな新曲

曲の内容ですが、すでにファンの間でも話題になっているようにかなりポップですね。

八十八ヶ所巡礼ライブは時にヘビメタかと思わせるほどすごくハードです。

だけど、レコーディングの音源を聴くとけっこうポップな曲が多いです。

それを踏まえても「脳の王国」はさらにポップで聴きやすいです。

タイトルの「脳の王国」ですが、まだアルバムリリース前で歌詞が公表されていません。

詳細が分からないので歌詞を引用して細かい解説が出来ないことをお断りしておきます。

その上で可能な範囲で語ってみたいと思います。

八十八ヶ所巡礼の重要キーワード

【脳の王国/八十八ヶ所巡礼】怪しい色彩のMVが独特!タイトルの意味に迫る☆収録されているCDはどれ?の画像

キーワードはタイトルにもある「脳」でしょう。

楽曲を一手に引き受けているマーガレット廣井は脳という言葉が好きなのでしょう。

これまでの曲タイトルや歌詞に何度か登場しています。

1st「八+八」の「脳ハ寝テナイ」

8th「日本」の「脳がとろける街888」

タイトルではないけど歌詞に「脳」が含まれている曲は「赤い衝動-R.I.P-」「Carrousel末路」などがあります。

曲全体に渡って繰り返されるサビで「脳が(〇〇〇して)いた」のフレーズがあります。

これは脳がイメージする世界を歌っていると解釈できます。

そして曲の最後に、これも歌詞の一部なのでしょうがマーガレット廣井が言葉を呟いています。

大人の事情で(深い意味はありません。規則の問題です)書けませんが、重要な台詞で曲を締めています。

皆さんも実際に聴いて、自分の脳で感じ取ってください

【脳の王国/八十八ヶ所巡礼】怪しい色彩のMVが独特!タイトルの意味に迫る☆収録されているCDはどれ?の画像

その他のアルバム収録曲

いずれも粒ぞろいのロックナンバー

「脳の王国」以外のアルバム収録曲をご紹介します。

一部に全曲の音源を試聴した人もいるようです。

こちらは、これもアルバム発売前なのでライブMVで公開済の曲になります。

「金土日」

ブンブンうなるベースドラム、それに小刻みなギターのリフが延々と続きます。

途中、ソロの間奏が入りエンディングに向けてアップテンポになって突然終わるというシンプルな曲。

歌詞の大意は、やってることに意味なんか探すなということを言っています。

それにしてもMVで演じている賢三の板前姿は全く違和感がありません。

「幽楽町線」

地方の人には馴染みが薄いかもしれませんが、曲のタイトルは東京メトロ有楽町線のもじりです。

オープニングは踏切の警報音と列車の通過音を模したギタードラムで始まります。

とはいえ実際の有楽町線は地下鉄なので踏切はありません。

自分がキング・クリムゾン好きなせいか、最初に聴いた時に間奏がクリムゾンっぽいなと思いました。

全体的にはノリノリのハードロックでカッコ良いです。

MVはスタジオライブっぽい映像をメインに、セーラー服を着たマーガレット廣井のコスプも楽しめます。

「凍狂」

ニューアルバムのタイトルになっていますが、これも既発表の曲。

3人がそれぞれに超絶プレイでグイグイ押していきます

このバンドの演奏テクニックが半端でないことをあらためて思い知らされます。

MVはメンバー鬼のコスプレで演奏しています。

マーガレット廣井は緑鬼、Katzuyaは青鬼、賢三は赤鬼で、角だけでなく牙も生えています。

「紫光」

延々とビートを刻むベースがカッコいい。

シンプルな曲だけどじっくり聴き込むほどに好きになる曲です。

MVはスカイツリーや東京の街、姫路城などの映像をバックに3人を合成しています。

メンバーのコスプレは賢三がマッチョマンでマーガレット廣井が女占い師。

Katzuyaは「パープルレイン」のプリンスですね。

紫のジャケットなので曲のタイトルとリンクしているのでしょう。

多方面で大忙しの八十八ヶ所巡礼

そしてこの夏以降は他のバンドとの共演などこれまで以上に活動の幅が広がることになります。

最後にそれらの情報を簡単にご紹介します。

映画音楽に挑戦

10月12日公開の映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」。

この映画楽曲を提供するアーティスト14グループに名を連ねています。