変わりたい気持ちがあれば大丈夫
阿部真央さんのおよそ2年ぶりとなるシングル『変わりたい唄』。
メジャーデビュー10周年を目前に控えた今だからこそ思う「変わりたい」という気持ち。
阿部真央さんの歌手としての決意が感じられる曲となっています。
これからどうしていくべきなのか?
自分は何がしたいのか?
心の中で問いかけても、なかなか答えは出せません。
今のままではダメだという気持ちに行動が追い付かない。
そんな不安や焦燥感を抱えているなら、この曲を聴いて元気をもらいましょう。
「変わりたい」その気持ちさえあれば大丈夫!
阿部真央さんのパワフルな歌声からは、そんなメッセージが感じられます。
パワーシティオーイタが登場
MVには阿部真央さんの出身地である大分県のローカルヒーロー・パワーシティオーイタが登場。
阿部真央さんと背中合わせでパフォーマンスを披露したり、変身ポーズをとったり……。
パワーシティオーイタが大活躍するMVになっています。
そして、衝撃の爆発シーンでは阿部真央さんと共に全力疾走。
次々と繰り広げられる驚きの展開に目が離せません。
それにしても随分と大掛かりな爆発シーンを撮影しましたね。
まるで特撮映画のようです。
この曲の疾走感あふれる雰囲気がMVによってさらに盛り上げられています。
こういった大迫力映像というのは何度見ても飽きませんね。
強くなれた気がする
いろいろな意味で熱いMVですが、『変わりたい唄』の曲自体も相当熱い!
かき鳴らすようなギターサウンドが聴いていて気持ちいいですね。
まっすぐに響く阿部真央さんの歌声には、背中を押してくれるような力強さがあります。
聴いている人の体温を急上昇させるノリの良さ。
胸に響く等身大のメッセージ。
『変わりたい唄』に秘められたパワーが日々の小さな悩みをふっ飛ばしてくれそうです。
特にサビで伸びやかに響く「変わりたい」の爽快さは、聴いていて本当に清々しい気持ちになります。
「変わりたい」という言葉がこんなにもまっすぐ響くのは、そこに芯の通った気持ちが隠されているからでしょう。
変わらない強さを持っている阿部真央さんが歌うからこそ、「変わりたい」の歌詞に意味が生まれるのだと思います。
聴いていると、なんだか自分まで強くなれたような気持ちになる曲ですね。
OL風の格好をした阿部真央さん
MVの中で阿部真央さんは、歌手としての自分とOL風の自分を演じています。
OL風の阿部真央さんは、厳しい現実を必死に生き抜いている社会人を表しているのではないでしょうか?
そんな頑張っている人たちに向けて、歌手の阿部真央さんがエールを送る。
そういった意図があるのかもしれません。
現状への不満と未来への期待
OL風の阿部真央さんはMVの冒頭で浮かない表情をしています。
会社で何かあったのでしょうか?
それともプライベートが上手くいっていないのか。
落ち込んで歩く帰り道、「このままじゃダメだよな」なんて心の中でため息をついていそうです。
「変わりたい」という気持ちの根底には、こういった現状への不満があるのだと思います。
特に落ち込んでいるときは、尚更今とは違う自分になりたいと願うもの。
変わることができたら未来はもっと明るいかもしれない。
そんな期待も込めて『変わりたい唄』なのかもしれません。
悩みを振り払う
落ち込んでいたOL風の阿部真央さんですが、次のシーンでは爆発する道を全力疾走しています。
そのときの表情はまさに”死に物狂い”といった感じ。
現状から抜け出したくて必死になっている様子がよく伝わってきます。
実際、爆発する道を走っていたら必死にもなるでしょう。
このシーンの表情は、もしかしたら演技ではなく阿部真央さんの素だったりして……。
サビに入る直前、阿部真央さんが片手で大きく空を切ります。
そのアクションはまるで抱え込んだ悩みを振り払っているようです。
変わるために邪魔なものは捨てていく。
それを表したシーンなのかもしれません。
ヒーローとの出会い
2番の冒頭で、OL風の阿部真央さんはパワーシティオーイタと出会います。
この出会いをきっかけに阿部真央さんは自分を変えることができるのか……。
2人の共演シーンに注目です。