ザ・フォーク・クルセダーズ【帰って来たヨッパライ】歌詞の意味を徹底解釈!真面目にやるべきことって?の画像

この場面では、主人公が死んでしまった理由がわかります。

また、主人公を更生させようとある方が助言をしてくれているのです。

その助言は彼にとって意味のあるものになるのでしょうか。

この楽曲のポイントを表している部分でもあるので注目です。

死んでしまった理由?

おらが死んだのは
酔っぱらい運転で(効果音)

出典: 帰って来たヨッパライ/作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲:加藤和彦

この歌詞からわかるように、死亡原因は飲酒運転による事故死のようです。

(効果音)の部分には実際に、車の走る音が聞こえます。

飲酒運転は、法律で禁止されている行為なので、絶対にしてはいけません。

ですが、この主人公はその違法な行動により命を落としました。

もしかしたら、主人公だけでなく罪のない人の命まで奪った可能性も。

そんな人間が本当に「天国」へ行けたのでしょうか。

この謎は、最後の場面まで読み解いていかないとわからないでしょう。

ここでは叱られる

だけど天国にゃ こわい神様が
酒を取り上げて いつもどなるんだ

出典: 帰って来たヨッパライ/作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲:加藤和彦

1行目にある「神様」とは、怖いという印象とは程遠い気がします。

ですが、ここの歌詞で「こわい」と表されているのです。

なぜそのような事態になってしまったのでしょうか。

それは「真面目」にやらない主人公の行動のせいです。

主人公は、叱られてしまうほど、よくない行いをしているのでしょう。

この楽曲のポイント

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(セリフ)
『なあおまえ 天国ちゅうとこは
そんなに甘いもんやおまへんや
もっとまじめにやれ』

出典: 帰って来たヨッパライ/作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲:加藤和彦

この楽曲ではセリフで「神様」の言葉を表しています。

関西弁でのセリフが怒っている様子をより引き立てているのが印象深いです。

この曲のポイントである「真面目」とはどのような意味を持つのでしょうか。

いろんな意味で使われますが、この場合は生き方(行い)でしょう。

主人公は生前もお酒に酔い事故を起こし、死後もお酒に酔っていました。

そんな主人公を見てよくないと思い、注意をしたのです。

それでは、主人公が更生すれば何か変わるのでしょうか。

聞く耳を持たず

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この場面では、主人公が「天国」から追い出される様子がわかります。

更生できない人はここにはいられないんだよ。

というように、いい思いができるのは長く続かないと捉えることもできます。

お酒を飲むことが悪いことではなく、節度を考えない主人公が悪いのです。

そんな彼にもう1度考え直して欲しかったというのが「真面目」にやれ。

神様のその願いも叶わず、主人公は追い出されます。

言われても聞こえてない

毎日酒を おらは飲みつづけ
神様のことを おらはわすれただ

出典: 帰って来たヨッパライ/作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲:加藤和彦

この部分の歌詞を読む限り、主人公は考えを改める気はなさそうです。

2行目にある「わすれた」とあるように、お酒に酔い覚えていられないのでしょう。

「毎日」飲んでいるわけですから、覚えていられないのも無理はありません。

ですが、このままでいいのでしょうか。

愛想が尽きた

(セリフ)
『なあ おまえ、まだそんなことばかり
やってんのでっか ほなら出てゆけ』

出典: 帰って来たヨッパライ/作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲:加藤和彦