ブルマとランチとか行きたいね
Instagramのストーリーにさ 載せたりして
あの子に嫉妬なんかさせてみたい
Flex, flex, flex, BLOOM VASE, VASE, VASE
出典: Bluma to Lunch/作詞:ove・JiROMAN・RURU 作曲:Sinato
「バカな妄想」とは「ブルマとランチに行くこと」のようです。
「ブルマ」は言わずと知れた『ドラゴンボール』のキャラクター。
物語の序盤からヒロインとして登場し、重要な役割を果たすキャラクターです。
そんな「ブルマ」とランチに行ってInstagramに写真をアップしたい。
という妄想に主人公はふけっているのです。
ランチ
『ドラゴンボール』には「ランチ」というキャラクターも登場します。
「ランチ」はブルマと同じく物語序盤から登場する女性キャラクター。
普段は黒髪で大人しい性格ですが、くしゃみをすると金髪で凶暴になるという特性を持っています。
この曲でブルマと行きたいと歌われている「ランチ」はもちろん昼食のことです。
しかしこのキャラクターの「ランチ」ともかかっている可能性があります。
主人公の本音
嫉妬させたいあの子
うるさいアラーム鳴り響く起こされるMorning
好きな服を選んで仲間達と出かける街Shopping
だってしょうがない 俺はJKじゃ無いけど新しい物好き
I making the brand new song に brand new flow で
あの子もびっくり
出典: Bluma to Lunch/作詞:ove・JiROMAN・RURU 作曲:Sinato
【Bluma to Lunch】はただただバカな妄想を歌った曲ではありません。
ブルマとランチに行ってInstagramで自慢したい理由は「あの子」に嫉妬してほしいから。
「ブルマが好きだ」という曲ではなく、あくまで狙いは「あの子」なのです。
「flow」はラップ用語で、リリックの歌い回しや表現方法のことを意味します。
この部分の歌詞でわかるのは主人公が非常に新しいもの好きであることです。
そして新しい曲や新しいflowで「あの子」を振り向かせたい、と歌われます。
確かに『ドラゴンボール』という国民的漫画を引き合いに出したこの曲は新しい曲といえるでしょう。
本当はあの子とディナーを
ステージ上は Runway 求めてない完璧
楽しめなきゃ最低 後はグラス交わして Champagne
てかなんだっけ? ブルマとランチ それも良いけどね
俺はMa baby と Dinner で過ごしたい Holiday
出典: Bluma to Lunch/作詞:ove・JiROMAN・RURU 作曲:Sinato
ブルマとのランチは「あの子」を嫉妬させるための口実でした。
主人公が本当に行きたいのはマイベイビー、「あの子」とのディナーのようです。
ブルマとはあくまでランチで、「あの子」とは本気のディナーに行きたい。
「あの子」とシャンパンを飲み交わして共に夜を楽しみたいという想いが歌われています。
神龍に願うこと
神龍とは
Okay, okay ギャルのパンティーおくれ
神龍居るなら 俺の願い叶えて (Let's go!)
出典: Bluma to Lunch/作詞:ove・JiROMAN・RURU 作曲:Sinato
「ブルマ」と「ランチ」の他にも『ドラゴンボール』に関連する歌詞が登場します。
「神龍」はどんな願いでも1つだけ叶えてくれる龍。
ドラゴンボールを7つ集めると呼び出すことができる、物語の軸となる存在です。
神龍が呼び出され願いを叶えるシーンは作中何度もあります。
ここで歌われているのは物語中最初に神龍に願った願いです。
願ったのはウーロンという豚の姿をしたキャラクターでした。
非常にもったいないお願いとして有名なシーンです。
そんな神龍にこの歌の主人公は何を願うのでしょうか。