消費されない気迫の歌
山崎ハコの「呪い」はネタ化されても消費されません。
歌詞の内容を誤解されても人々の記憶にしがみつきます。
おそらく風変わりな歌詞にもまして山崎ハコの歌唱の迫力がいつの時代にあっても強烈なのです。
「呪い」は恨み歌の系譜に置かれますが、いつの日か正当な評価をされる日を待っています。
他者を恨み、呪うことにより自ら呪詛の中に陥る人間の愚かさ。
その凄惨な情景と自身の気持ちの間にワンクッション置いて、統率が取れた見事な歌唱。
藁人形に釘を刺す描写が特徴だが、そういう悲しい自分に釘を刺せという裏の意味が含まれている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/山崎ハコ
ぜひ「呪い」を聴き直してみてください。
最初に抱いた猟奇的なイメージは聴いているうちに自然に払拭されるはずです。
楽曲としても、演奏も、歌唱も優れた曲。
都市伝説になるような曲は楽曲そのものがしっかりしたものでないと広く巷間に伝播しません。
「呪い」の真価を見極めて、恨みや呪いのようなネガティブな感情から自身を解き放って生きましょう。
山崎ハコが「呪い」に託した真意もそこにあったはずです。
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山崎ハコ【織江の唄】歌詞を解説!夜の蝶になる前日の物語…“信介しゃん”を想う“織江”の女心が切ない… - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
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