【Acid Black Cherry/君がいるから】歌詞解釈！yasuが特別と語る曲の神髄に触れよう

2007年にJanne Da Arcのヴォーカリストであるyasuのソロプロジェクトとして始動したAcid Black Cherry。

2011～2012年にかけて5か月連続でシングルをリリースし、その全てがオリコン週間ランキングでTOP10入り。

まさに鬼神のような活躍で、音楽業界を驚かせました。

そんな時期に平行で開催されていたファン感謝企画「ABC Dream CUP」。

「4年に1度の大感謝！」と銘打たれたこの企画。

同じく4年に1度開催されるワールドカップを模した企画タイトルに粋を感じます。

 2011年の「ABC Dream CUP」では企画内で4つのプレゼントを用意。

第一弾は「2011年リリースの全シングル曲の着うた（R）を無料プレゼント」。

2011年にリリースされたシングルは延べ5枚。

うち5か月連続リリース企画で発売されたのは4枚。それらの着うたがすべて無料だったのです。

まるで「ABC Dream CUP」の為に連続リリースをしてくれたのではないかと思うほどのサービスっぷりです。

第二弾は「4万人動員のフリーライブ開催」。

第三弾は「フリーライブの映像（フルカット）を4万DL限定でプレゼント」。

 “4”という数字にこだわりを感じる内容ですね。

4万人規模のライブステージを押さえた上、映像撮影班も入れたわけです。

この企画だけでどれだけの金額が動いているか・・・。

考えただけでもゾッとします。

感謝は金で買えないとはよく言ったものです。

yasuがどれほどファンの存在に感謝しているかが良く分かりますね。

豪華すぎるプレゼントがラインナップされた「ABC Dream CUP」。

その第四弾として発表されたのが「君がいるから」の無料配信でした。

yasu自身が「いつも支えてくれるファンがいるから出来た」と語る「君がいるから」。

「ABC Dream CUP」の最後のプレゼントに相応しいものとなりました。

ダウンロード期間は2012年7月20日まで。

現在ではもうダウンロードは出来ませんが、YouTube公式チャンネルで視聴可能です。

また、「Acid Black Cherry TOUR 『2012』 LIVE CD」にも収録されています。

LIVEバージョンの「君がいるから」も一味違って最高なので、是非聞いてみてください。

yasuのファンへの感謝の気持ちから生まれた「君がいるから」。

この曲は公式でもAcid Black Cherryの「0th Single」として公表されています。

というのもこの曲、実はAcid Black Cherryが始動する前に既に制作されていた楽曲だったのです。

ライブでは度々歌われており、初披露の際はまだ名前がなかったそうです。

そうしてyasuとファンの間で大切にされてきた「君がいるから」。

その輪の中では最初から存在していた曲ということで、「0th Single」となりました。

つくづくこの曲がyasuにとって大切であることが良く分かり、ファン第一で活動していたかが分かりますね。

ここからはそんな「君がいるから」の歌詞に迫っていきましょう。

降り出した雨という表現からは不安や絶望が想像されます。

作曲された時期を考えると、Janne Da Arcの活動休止からソロデビューまでの間に期間にあたりそうですね。

やはり今までのメンバーと離れ、一人で活動していくことへの不安があったのでしょう。

傘がないという表現からは、守ってくれるものがないという状況を表します。

各々のソロ活動が始まり、それぞれがメンバーという傘を持たない状況となりました。

これからしばらく一人で歩いていく、冷たい体を温めてくれたのは「君」。

ここで言う「君」はファン一人一人のことを指しています。

ファンの声援や言葉が、不安を和らげてくれたと歌っているわけですね。