「黒い太陽」は官能的な楽曲
yasuさんの恋愛観を見ることができる?
今回ご紹介するのはAcid Black Cherryの「黒い太陽」という楽曲。
2009年8月25日に発売されたアルバム「 Q.E.D.」に収録されています。
「光の象徴」である太陽が「黒い」とは、いったいどんな意味なのでしょうか?
この楽曲には官能的な要素が多く含まれ、yasuさんの恋愛観を覗くことができます。
楽曲のテーマは「一目惚れ」。
皆様は一目惚れの経験がありますか?
電撃が走ったような感覚、心がスッと軽くなる気分など、一目惚れにも色々な種類がありますね。
とりわけこの楽曲では、衝動的に惹かれ合う男女の心情を歌詞にしているのです。
刺激を求めて相手にのめり込んだ結果、どうなってしまうのでしょうか?
今回はその歌詞の意味を深読みしていきます!
LIVE映像をチェック!
Acid Black Cherryといえば、スキルの高いLIVEパフォーマンスが魅力。
今回ご紹介する「黒い太陽」のLIVE映像も、めちゃくちゃカッコいいですよ!
それではチェックしてみましょう♪
こちらのLIVE映像の1:40からが「黒い太陽」です。
完成度の高いパフォーマンス
いかがでしたか?
圧倒的なスキルを見せつけられる内容かと思います。
実際に歌っている姿を見ると、その存在感に圧倒されてしまいますね。
CD音源以上に味の出たボーカルはもちろん、楽器隊も素晴らしいです。
途中のメタル調のギターソロには見事に心を持っていかれました♪
そして、この楽曲のキモとなるのはやはりドラムのビート。
爽やかな疾走感を持ちつつも、しっかりとヘヴィに聴かせてくれていますね。
さらにズッシリと安定しつつもうねるベースが、サウンドの核を作っています。
画面越しでもこれほどの実力が伝わってくるパフォーマンス…。
実際にLIVEで見ると、とんでもないと思います!
暑さを感じさせない
さらにこの映像、真夏の中で直射日光を浴びながら演奏しているのです。
観客に眩しく感じさせないよう、あえて自分たちに日光が当たるステージングをしています。
優しい気配りですね♪
暑さを微塵も感じさせず、むしろ自然の光が美しく映し出していますね。
爽やかに歌い上げているけど、本当は暑くてたまらないようです。
それでは、今回のメインである歌詞の解釈に入っていきましょう。
一目惚れから発展していく恋
「黒い太陽」とは?
消せない恋心を焦がした shalala shalala 黒い太陽
壊滅した心のままで Sex & Crash & Rock
出典: 黒い太陽/作詞:林保徳 作曲:林保徳
ノリ良くサビから始まりました。
この「黒い太陽」とは、一目惚れした相手の男性のことを表現しています。
というのも、この後の歌詞を見ると、主人公は女性であることがうかがえるのです。
男性が主人公の心に与えた影響を、太陽を用いて比喩しているのでしょう。
太陽にじりじりと焼かれて日焼けの跡が残るように…。
主人公の恋心は焼かれ焦げ付き、深く刻まれているのです。
しかも焼かれた心は壊れてしまっているようですね。
それほど相手の男性が与えた衝撃が強烈だったということが読み取れます。
最後の英文は「ザ・ロック」といわんばかりの、素敵な語呂ですね!
一緒にライブで叫びたくなるフレーズです♪
魅力に惹かれていく
瞳が印象的 声がヤケに官能的
まだ逢ったばかりなのにちょっと鼓動だけがうるさい
首筋が挑発的 感じるまま衝動的
くすぐったい感情が暴走中 危険な恋の匂い
出典: 黒い太陽/作詞:林保徳 作曲:林保徳
男性の魅力に惹きつけられ、胸がドキドキしているようです。
これぞ一目惚れ。
「瞳」や「声」はコミュニケーションをとる上で第一印象を作る要素。
このごく一般的な要素ですら、異性としての魅力を感じてしまっているようです。
そして、その次に興味が向かったのは「首筋」。
これは相手を異性として意識しているからこそ注目してしまう部分ですね。
その男性は女性を挑発するかのように魅力的であるようです。
主人公の中で湧き上がる「トキメキ」は今にも破裂しそうになっています。
さらに、ここでいう一目惚れは「衝動的に刺激を求める恋心」を表現しているよう。
性格や内面というより、滲み出るエロさに惹かれているのです。
2人はどうなってしまうのでしょう?