カメラはこの世を去った川島さんの視点を再現しているのではないでしょうか?

僕たちはまた会える。側においで。

そう歌われた「LAY YOUR HANDS ON ME」。

僕は歌の中にいるよ、そして空から君を見守っている...

川島さんには2人のお嬢さんがいます。

8歳になったお姉ちゃんの夢はお医者さんになることです

「パパの病気を治したい!」

「たくさん勉強しないとね」

「する!」

中野さんとお嬢さんの会話はきっと川島さんにも届いていることでしょう...。

最後に

BOOM BOOM SATELLITES【LAY YOUR HANDS ON ME】歌詞を和訳&解説の画像

今回はBOOM BOOM SATELLITESの「LAY YOUR HANDS ON ME」を紹介いたしました。

ブンブンとしての最後の作品であり川島さんの遺作となった本作。

逃れられない「死」の恐怖と向き合いながらも高らかに希望を歌った「LAY YOUR HANDS ON ME」。

残された中野さんは1人音楽活動を続けています。

様々な作品のプロデュースを行う中野さん。

その際のクレジットは常に「中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)」と記されます。

中野さんはそのクレジットを見る度「俺は1人じゃない」と思うそうです。

時代の波に流されず常に自身の内面と向き合ってきたブンブン。

私たちに生きることの素晴らしさを教えてくれた作品。

川島道行さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

BOOM BOOM SATELLITES関連記事の紹介

今回の記事で初めてBOOM BOOM SATELLITESに触れた方も多いでしょう。

OTOKAKEサイト内より彼らの解説記事を最後に紹介させていただきます。

朝には日が昇るし、夜には星が輝く。それぞれに美しい景色が用意されていることは何を物語る?BOOM BOOM SATELLITESの最後のオリジナルアルバム「SHINE LIKE A BILLION SUNS」に収録されている「A HUNDRED SUNS」の歌詞に迫ります!

ラストアルバム「SHINE LIKE A BILLION SUNS」収録の「A HUNDRED SUNS」。

当時川島さんは余命2年の宣告を受けています。

放射線治療の影響で髪も抜け落ちカツラと帽子でライブを行っていた頃です。

その歌詞にはやはり希望が歌われていました。

映画「機動戦士ガンダムUC episode5」の主題歌として書き下ろされたことで話題になったBOOM BOOM SATELLITESの「BROKEN MIRROR」を紹介。歌詞の内容を和訳しながら読み解いていきます。歌詞には短編小説のようなストーリーが込められていました!

2012年作の「BROKEN MIRROR」。

アルバム「EMBRACE」同様震災の影響が歌詞に現れている頃の作品です。

皆さんはこの歌詞をどのように解釈しますか?

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