歌詞の中には「舞い上がれ 夢」というフレーズも登場します。
このときの拳を上に突き上げる振り付けに注目してみましょう。
地の底から這いあがるように、下から力強く拳を上げています。
夢というのは、どんなに苦しい状況にあっても見ることができる。
その手に掴んだものを離さないよう、渾身の力で夢を目指せ。
そんな熱いメッセージが聴こえてきそうです。
お祭り騒ぎ
最後は『男気・夢・音頭』の「音頭」に注目。
「音頭」つまり、祭りの音楽。
ボイメンならではのお祭り騒ぎを一緒に楽しみましょう。
みんなで一緒に盛り上がろう！
このMVでまず最初に目を引くシーン。
それはやっぱりメンバーが和太鼓を演奏するシーンではないでしょうか？
法被にハチマキ、そして和太鼓。
これぞまさに日本の祭りという感じですね。
和太鼓を打っているメンバーの「男らしさ」に、思わず惚れてしまった人も多いのでは？
日本の祭りは活気と熱気があって、「男らしさ」を表現するには持ってこい。
イントロで聴こえる笛の音も風流で雰囲気がありますね。
聴いている人、見ている人のテンションを確実に上げていく。
音頭には「みんなで一緒に盛り上がろう！」という想いが込められているのだと思います。
振り付けに注目
『男気・夢・音頭』では、振り付けにも日本の祭りのイメージが強く表れています。
全身を使って音頭をとる振り付けは、お祭り騒ぎの様子を明瞭に表現。
音楽ともよく合っていますね。
決して激しい動きではないけれど、力強さがある。
これも日本の祭りならではの魅力だと思います。
またMVの途中で、歌舞伎を思わせるポーズを全員でとるシーンも……。
祭りとは少し違いますが、『男気・夢・音頭』のイメージにはぴったりなのではないでしょうか？
このMVは、何よりも祭りの雰囲気を大切にしています。
だから見ていて、こんなにも楽しい気分になるのでしょうね。
遊び心で溢れている
MVには『男気・夢・音頭』の3つの要素以外にも、たくさんの見どころがあります。
遊び心で溢れたMVに気分も上がりますね。
ボイメンの挑戦
「男、それは」の文字と共に映されるメンバーたちのさまざな挑戦を改めて見ていきましょう。
餅つきや巨大餃子の完食など、なかなか体を張っています。
しかし、なかにはウサギを愛でるという可愛らしいものも……。
MVの最後では、それぞれの挑戦のその後のようなシーンが映されます。
メンバー全員、やりきったような、疲れたような顔をしていますね。
ボイメンの全力が伝わってきます。
全力だから面白い
このMVの面白さは演出やネタよりも、メンバーの全力な姿勢にあると思います。
バカバカしいことにも全力で取り組む。
それはエンターテイメントと本気で向き合うということです。
ボイメンのメンバー全員が全力だから、こんなにも面白いMVに仕上がったのでしょう。
面白さとは単純で、でも奥が深い。
人に笑いを届けることに喜びを見いだせる人間でなければ、面白さを極めることはできません。
ボイメンの笑いに対する真摯な姿勢が、『男気・夢・音頭』という作品を生み出したのだと思います。
最後に
曲を聴くと、楽しくなって嫌なことを忘れられる。
MVを見ると、テンションが上がって元気になる。
ボイメンのパフォーマンスにはそんな力があります。
そして、それはもちろん『男気・夢・音頭』でも言えること。
MVの中のメンバーたちの姿に思わず笑いがこぼれて、気づいたら楽しい気分になっていませんか？
人を楽しませることができるボイメンは、本当に素晴らしいエンターテイメント集団です。
これからも多くの人に笑いと元気を届けてくれることでしょう。
テンションを上げたいときは、ぜひボイメンの曲を聴いてみてください。
