若さ溢れるサウンド「SUNNY CAR WASH」
真っ直ぐな人間性
往年のパンクやメロコアバンドを彷彿とさせる「SUNNY CAR WASH」。
サウンドも勢いと迫力がありますね。
彼らの魅力は、音楽はもちろん裏表の無い人間性もその一つだと思います。
以前「BASEMENT-TIMES」でのインタビューでもその人間性を発揮していました。
素直にインタビューを受けた結果、多方面に喧嘩を売る形になってしまったそうです。
話題になった一曲「キルミー」
彼らがバンドを本格的に始めたのは2016年のことでした。
それから1年後の2017年に各方面から注目を浴びることになります。
そのきっかけとなったのが「キルミー」でした。
今回はこの曲を取り上げて「SUNNY CAR WASH」の魅力を伝えていきます。
「キルミー」の収録アルバムは？
幻のデモCD
「キルミー」がCDに初めて収録されたのは彼らの2ndデモCDでした。
2017年5月に発売されました。
これは2018年現在入手することが困難になっているCDだそうです。
元々の値段の8倍近い値段で売られているのを見たこともあります。
彼らの勢いを象徴していますね。
その後2017年11月に発売されたミニアルバム「週末を待ちくたびれて」。
こちらに「キルミー」は再録されました。
このアルバムは現在入手可能なので、こちらで聴くことが出来ますね。
ミニアルバム「週末を待ちくたびれて」について
今回紹介する「キルミー」で幕を開けるアルバム「週末を待ちくたびれて」。
全6曲で16分なので1曲平均2分半くらいになりますね。
この辺りもメロコアバンドを彷彿とさせています。
中でもアルバムの最後を飾る「ラブソング」という曲。
曲名からも分かる通りある女性への想いを綴った歌です。
彼らなりのバラードソングで、ともかく歌詞がストレートで刺さります。
他の曲も魅力的なものが揃っています。
もし興味がある方は聴いてみてください。
MVもストレート！
メンバーの色んな姿が楽しめる
「キルミー」は公式チャンネルからMVが公開されています。
いきなり居酒屋での食事シーンから始まります。
以前一度だけ彼らのライブを見たことがあります。
躍動感あるパフォーマンスは生で見たらさらにエネルギッシュでした。
歌詞は手書きでしょうか。とても味のある字ですね。
そしてサビに入ると、メンバー達が晴れた日に車を洗っているシーンになります。
まさに「SUNNY CAR WASH」ですね。
あくまで直球勝負という感じでしょうか。
その後は河原やゲームセンターで遊んでいるメンバー達が楽しめます。
最後は全部のシーンが目まぐるしく移り変わり、例の洗車シーンで幕を閉じます。
彼らのエネルギーが詰まったパワフルなMVでした。
ドラマーについて
ちなみにこのMVに映っているドラム担当の柴崎菜帆さん。
彼女は2017年5月に脱退してしまいました。
2018年現在彼女は「Luice,too」というバンドに所属しています。
このバンドもSUNNY CAR WASHと同年代で勢いのあるバンドです。
将来有望な恐るべき若者達ですね。
SUNNY CAR WASHにはその後新しいドラマーが加入します。
畝狹怜汰（うねばさみりょうた）さんです。
彼の命を削るようなドラミングはバンドにさらなる勢いを与えました。
