「卒業」はCRUDE PLAYの名曲！バンドで演奏したい人にもおすすめ！歌詞・コード譜を掲載！

好きな曲には色々な思い入れがあるものです。

それが「卒業」のような映画でヒットした曲なら尚更です。

お気に入りのシーンを頭に思い浮かべる。

また、曲を聴いた瞬間に映画の感動が蘇ることさえあります。

そして聴くことで満足すると自分で演奏してみたいという欲求。

それがふつふつと湧いてきます。

そうして人はバンドを組むのです。

映画やドラマ、アニメのファンが演奏することは日常茶飯事。

また、プロもコンサートのレパートリーに取り入れたりします。

これには作品に力を貸してもらう意味もあるのでしょう。

それ以外にもプロがカバーする理由は様々。

原曲に強くインスパイアされてカバーする場合もあります。

またアーティスト本人へのリスペクトからカバーするケースも。

一方で一般人がカバーやコピーする一番の理由は異なります。

それは単純に「これ歌ってみたい」、「演奏してみたい」。

そんな欲望があります。

特にファンは好きが高じて「完コピ」を目指します。

お気に入りの曲を自分たちのバンドでプレイする喜び。

これが何より重要なのです。

「卒業」はCRUDE PLAYバージョンが一つ。

そして、佐藤健と大原櫻子のアコースティックバージョンがあります。

二つは同じ楽曲でありながら全く違う味わいです。

両者にはバンドとアコースティックギター。

さらに男声と女声という大きな違いがあります。

キーそのものが違うのです。

そのため、感じられる世界観や風景が全く違うものになっていませんか？

この原曲とは違う風景に出会うことがカバーの隠れた魅力です。

コピーしたバンドが自分の個性や解釈で原曲をアップデートする感触。

自分の色で染め直しているようなニュアンスです。

どんな人であっても「卒業」を演奏した後に残るフィーリング。

それは原曲とは違う風景を描き出していることでしょう。

カバーの魅力とはそこにあるのです。

CRUDE PLAYのデビュー時のようにリアルに卒業する世代。

そしてとうの昔に卒業してしまった世代。

どちらの世代もバンドだけの特別な「卒業」があります。

バンド演奏できるというのは一種の魅力でしょう。

誰もがバンドを持っていたり新たに組めるわけではありません。

ソロが向いている人もいます。

音楽は聴く方が幸せという人もいます。

もし、あなたがバンドをすぐに始められるなら、それはラッキーなこと。

スタジオの中で過ごす時間の１秒１秒。

家族とも、彼女や彼氏とも違うメンバーだけの絆。

演奏するバンドの数だけオリジナルの「卒業」があるはずです。

人は何かから”卒業”し続ける存在かもしれません。

CRUDE PLAYというバンドは永遠ではありません。

それはフィクションの世界から生まれ落ちたバンドの宿命です。

メンバーはミュージシャンではなく俳優。

映画のために作られたバンドです。

そのためリアルバンドのように自分たちの意思で「解散」できません。

やがてメンバーはCRUDE PLAYから卒業して俳優に戻ってゆきます。

しかし”架空のバンド”ではありません。

スクリーンにいるはずだったCRUDE PLAYはスクリーンの外に登場。

数々の名曲を世に送り出しライブ活動もしました。

そして、映画のストーリーをリアルにファンの胸に刻んだのです。

始まりがあれば、いつか終わりが来ます。

人の命と同じです。

読者のみなさんも悔いのない人生を送りましょう。

親や友達に反対されてもやりたいことを押し通すべきなのです。

失敗しても構いません。

次はもっとうまく失敗できるでしょう。

タブ譜についてもっと知りたいバンドメンバーに。

CRUDE PLAYの他の曲が気になる女子高生に。

映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」に出演していた大原櫻子について知りたい読者に。