ロードオブメジャーの語り継がれる名曲たち

2007年にロードオブメジャーは解散してしまいました。

解散しても、時が経ちまた再結成!なんてバンドもよくあるのでロードオブメジャーにもそれを期待してしまいますね。

ですが、今のところその可能性はほとんど無く、彼らの歌声をライブで聴くことはできません。

わたしも学生時代にロードオブメジャーを聴いていた1人として、やはり少しもの寂しさを感じてしまいます。

しかし、名曲というものは何年経っても語り継がれていくのです。

それを表しているかのように、彼らの楽曲は今でもカラオケランキングにランクインしています。

もう10年以上バンドが活動していなくても、楽曲の魅力は確実に今の若者にも伝わっているのでしょう。

楽曲「大切なもの」

ロードオブメジャーのデビュー曲

ロードオブメジャーの数ある名曲の中でも特に人気楽曲「大切なもの」です。

熱い想いと優しい気持ちが入り混じっていて、心に深く突き刺さります。

この楽曲の中の“大切なもの”は人との出会いや絆のことです。

自分の人生の中で、大切だと思える人と出会えたことは間違いなく奇跡だと思います。

ロードオブメジャーのメンバーバンドを組むことになったのも実は偶然の出会いでした。

そのひょんな出会いが彼らの人生を大きく変え、バンドとしても成功を収めたのです。

解散して、それぞれ違う道を歩いていても一緒に夢を見た思い出が消えることはありません。

このデビュー曲には、当時のメンバーの等身大の気持ちが込められているように感じました。

今でこそ多くの人から愛され、広く知れ渡った「大切なもの」。

しかしこの楽曲は、もしかしたら世の中にリリースされることもなくお蔵入りになっていた可能性があったのです。

それは彼らが出会ったきっかけにも繋がっていました。

ロードオブメジャーのメンバーが集まったのはテレビ番組の企画だった

バンド結成のきっかけは様々ですが、ロードオブメジャーの場合は他のバンドとは少し違っていたのです。

2000年代の始めの頃はオーディション番組によって結成されたグループがいくつもありました。

特に人気のあったオーディション番組『ASAYAN』ではモーニング娘。CHEMISTRYなどがデビュー。

その『ASAYAN』の意志を引き継いだ後続番組の『ハマラジャ』がロードオブメジャーの人生を大きく左右するきっかけになりました。

もともと「ロードオブメジャー」という名前も番組の企画名だったのです。

意味はメジャーへの道ってことですね。英語としては少し違うみたいですが……(笑)

今ではこういう番組も無くなってしまいましたが、なかなか刺激的です。

売れなかったら解散という厳しい条件のもと、彼らは見事にメジャーデビューの権利を勝ち取りました。

ロードオブメジャーをメジャーデビューへ導いた楽曲こそが「大切なもの」だったのです。

もしも彼らのCDが全然売れてなかったら、この楽曲も他の名曲たちも世に出ていなかったかもしれません。

デビュー前から強い雑草魂を持っていたロードオブメジャーはそのまま人気街道を走り抜けました。

「大切なもの」収録情報

1stシングル『大切なもの』

【ロードオブメジャー/大切なもの】感動の卒業ソングの歌詞を解説!遠く離れても変わらない友情を描く☆の画像

こちらは2002年8月に発売された、ロードオブメジャーの1stシングルです。

メジャーデビューか?解散か?

全てはこのシングルの売り上げにかかっていました。

全国各地でのライブや、番組の影響もありシングルは大ヒット!!

ロードオブメジャーにとってなくてはならない大切なものはまさにこの楽曲のことではないでしょうか。

1stアルバム『ROAD OF MAJOR』

【ロードオブメジャー/大切なもの】感動の卒業ソングの歌詞を解説!遠く離れても変わらない友情を描く☆の画像

こちらは2003年9月に発売された、ロードオブメジャーの1stアルバムです。

メジャーデビューの権利を獲得したにも関わらず、しばらくはインディーズシーンで活動し続けたロードオブメジャー。

初めてのアルバムもインディーズからのリリースです。

この頃は人気も既に最高潮で、オリコンランキングは堂々の1位という快挙でした。

ベストアルバム『GOLDEN ROAD 〜BEST〜』

【ロードオブメジャー/大切なもの】感動の卒業ソングの歌詞を解説!遠く離れても変わらない友情を描く☆の画像

こちらは2007年3月に発売された、ロードオブメジャー初のベストアルバムです。

インディーズ時代の楽曲からメジャーデビュー後、2007年までにリリースした楽曲が全て収録されています。

初シングル、初アルバム、初ベストアルバム

「大切なもの」が収録されているCDはロードオブメジャーにとって初めてのものばかりでした。