手越祐也【シナモン】歌詞を考察！いつでも「いい天気」だと言う理由は？涙の意味と君への想いを深読み

僕のことを心配させたくないから、平静を装う彼女。

そんな彼女を見て本当は平気ではないのだと感じます。

まだ涙の跡がついているその顔をしっかり見つめたい。

君の全てを受け止めたいのです。

しかし実際は彼女の顔もまともに見れず、彼女を支えられるか不安さえもあります。

そんな弱い僕と強がりな彼女。

お互いの想いがすれ違っているのかもしれません。

いつも上手く言葉にできず、伝えられない僕。

そんな僕のことを君はどう思っているのでしょう。

もしかしたら弱くて頼りないと思っているのかもしれません。

それでも君への想いは変わりません。

愛しているという強い気持ちは誰にも負けないのです。

その想いを今、あなたを抱きしめている僕の腕からどうにか伝わってほしい。

あなたのことが好きで、どうしようもなく好きなのに不器用な僕。

好きすぎるからこそ空回りしたり、優しさが裏目に出たりするのかもしれません。

抱かれる彼女の髪をなでながら安心させる僕。

呼吸が少しずつ落ち着いてきて、自分も決心を固めます。

彼女は昔から何かの苦しみや悩みを1人で抱えて生きてきました。

しかし今はもう1人ではありません。

僕がずっと君と一緒に生きていくのです。

だからあなたの抱えている苦しみを分けてほしい。

もう自分だけで背負っていかなくていいのだから。

あなたの全てを受け入れて、一生守っていきたいのです。

あなたが抱える苦しみや悩み。

心の内を全部受け止めたいのです。

それなのにまた僕の口から出てくるのは、不器用な言葉たち。

こんなにも愛しているのに上手く伝えることができません。

どう言葉にしていいのかわからないのです。

ただ1つ言えることは、どんな君でも唯一無二の存在。

君は1人しかいないし代わりもいません。

周りに言えないような悩みや心の傷を抱えていても。

君は君で、僕の愛する人なのです。

落ち着きを取り戻してきた彼女に、そっとキスを落とします。

彼女はいつものようにニコッと笑い返してくれました。

まだ傷ついたままのはずなのに、透き通った笑顔です。

清純で偽りのない瞳を僕に向けてくれます。

そんな愛に溢れる彼女の美しい笑顔で、今度は僕も涙を流します。

彼女の僕に対するまっすぐな愛情と変わらない大きな心、そして優しさ。

僕もまた彼女を愛する気持ちの強さ。

いろんな感情が駆け巡ってもう涙が止まりません。