メンバーの状況と担当悪夢
- 見知らぬ場所をさまよう夢:ユヒョン
- 捕らわれている様子→狭いところに閉じ込められる夢:シヨン
- 何かを覗くような様子→誰かに見られている夢:ハンドン
- 身動きがとれない様子→体が動かせなくなる夢:スア
- 高いところにいる様子→高いところから落ちる夢:ガヒョン
- 誰かに追われる夢:ジユ
- 病院のベッドにいるような様子→傷を負う夢:ダミ
MVの各所で断片的に表現しています。
Dreamcatcherのメンバーには、いわゆる担当カラーのような位置づけで「担当悪夢」が存在します。
先ほどのシーンたちは、彼女たちの担当悪夢を表現したものだといえるのではないでしょうか。
彼女たち自身が悪夢を表現し、さらにそこを打破しようとしているのですね。
瞬間的に表れる様々なモノたち
MVは、テーブルの上に置かれたスノードームが写された映像からスタートします。
それ以外にも映し出される以下の小道具たち。
- 積み重なった椅子
- ひもで結ばれた書籍
- その横に伸びる青い花
- 転がった風船
- 炎の中のティアラ
- 大きなトランプ
意味深な小道具が随所で瞬間的に映し出されるシーンがあります。
どこか闇があり、不安にさせる要素を作り出すそれらのモノ。
深い意味が隠されていそうで想像力が掻き立てられますね。
ロックテイストで個性溢れる衣装
MVでは個性あふれる衣装も見どころです。
衣装替えも数回していますね。
7人でのダンスシーンだけ切り取ってみても、一人一人に個性的でかつロックテイストなカッコいい衣装が設定されています。
黒・白・赤がメインカラーとなっており、ショートパンツやミニスカートで個性が表現された衣装が特徴的です。
また、背景が変わる度に衣装もチェンジしますので、その点も見どころになっています。
MVと歌詞とコンセプト
MVに大きく関わる歌詞についても見ていきましょう。
悪夢と戦う彼女たち
眠り深く入り Lucid dream (Lucid dream)
罠にハマり 夢の中で (Fake a dream)
深い闇夜に 飲まれても (Uh woo)
今太陽が 飲み込もうとも (Uh woo)
出典: What-Japanese ver.-/作詞:withebest、Tasco、キム・ヒウォン、ダミ、Okano Riho 作曲:キム・ヒウォン、Tasco、withebest
冒頭の歌詞では、眠りに入り悪夢に飲まれる様子が記されています。
MVでも同様に、メンバーの1人がベッドで眠っている様子が表現されるシーンです。
「飲まれる」という表現を2回使用することで、若干すでに不穏な空気も感じ取れます。
それとリンクするようにMVでも、メンバーが囚われていたり、見知らぬ場所で不安な様子だったりといったシーンが瞬間的に映ります。
枝の棘のように 突き刺す
砂漠の花のように 咲き出す
迷路をさまよう 夢から起きて
出典: What-Japanese ver.-/作詞:withebest、Tasco、キム・ヒウォン、ダミ、Okano Riho 作曲:キム・ヒウォン、Tasco、withebest
次の歌詞では、悪夢にうなされている様子、その苦しみから救おうとする彼女たちの「起きて」というメッセージが感じられます。
MVでは、引き続きメンバーがそれぞれ悪夢の状況にいるシーンと、そこから逃れようと力強く歌うシーンが続きます。
力強いサビで悪夢と闘う
答えを探してる 悪夢の中
この手とり 導いて 夢の外へ
What what what what 今
What what what what wake up
What what what what もう
Break up break up my dream
出典: What-Japanese ver.-/作詞:withebest、Tasco、キム・ヒウォン、ダミ、Okano Riho 作曲:キム・ヒウォン、Tasco、withebest
そしてサビとなる歌詞です。
歌詞の通りMVでも、悪夢の状況に置かれた彼女たちの2つの状況が見て取れます。
力強くそれに向き合うような歌唱をするシーン、力強いダンスシーンの入れ替わり。
彼女たちは「悪夢を取り去ってくれる夢の妖精たち」がコンセプトです。
なので、そのコンセプト通り、悪夢と戦ってくれているような雰囲気が表れていますね。
歌詞とMVのテンポ感のマッチングも素晴らしい仕上がりです。