ロックでカッコいいアイドル
クールな演出がクセになる
ロックなサウンドにのせてカッコいい歌唱とダンスを披露するDreamcatcher。
彼女たちは韓国のアイドルグループです。
Dreamcatcherの魅力は何といっても、その「クール」な演出です。
ルックスや衣装、ダンスなどの視覚的な特徴はもちろんのこと。
キレキレのラップや、チェストボイス(低音域の発声)の要素をキープした突き抜ける高音…。
これらが重低音の効いたサウンドと見事にマッチしています。
日本2ndシングル「PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-」
今回ご紹介するのは2019年3月13日に発売された「PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-」。
日本ににおける2ndシングルとしてのリリースです。
韓国語ver.は約1カ月前にアルバム「The End of Nightmare」収録曲としてリリースされました。
目を奪われるMV
韓国語ver.と日本語ver.でMVが違う
こちらは「PIRI~笛を吹け~-Japanese ver.-」のMVです。
単純に「美」を追及している訳ではなく、ちょっぴり怖い描写が目立ちますね。
ホラーテイストなストーリーには目を奪われます。
「扉から出る手に引きずり込まれる」「人形が動き出す」
などのシーンは特にリアルで恐怖に満ちています。
ちなみにこのMV、韓国語ver.と日本語ver.で構成が異なるようです。
使っているシーンはほぼ同じ。
ですが、シーンを使うタイミングの違いで受ける印象が大きく変わってきます。
日本語ver.の方がホラーチック?
こちらが韓国語ver.のMVです。
同じ楽曲でも雰囲気が変わって感じるのではないでしょうか?
言語が変わるだけで音の響きが大きく変化します。
特に韓国語の発声は英語に近いため、英語との切り替わりがスムーズです。
そして日本語ver.との違いは、見つけられましたか?
- 人形の部屋に入るタイミング
- 手に引きずり込まれるタイミング
- 時計を床へ落とすきっかけ
が大きな違いだったと思います。
日本語ver.の方が怖い演出が先に来るため、よりホラーな印象が強いでしょう。
「ピリルブロラ」って何?
言語を越えたフレーズ
楽曲を聴くとまず「ピリルブロラ」というキーワードが耳に残るのではないでしょうか?
どんな意味なのか調べてみたのですが、「言語」というよりは「暗号」としてのニュアンスが強いようです。
言語を越えて「笛」の儚い音色を伝えようとしているのではないでしょうか。
柔らかい発音は、力強い歌唱とのギャップが生まれ、なぜかクセになってしまいますね。
Dreamcatcherの楽曲には、このほかにも「暗号」のようなキーワードが見受けられます。
世界中でヒットする理由の一つなのかもしれませんね。
それでは、歌詞の解釈に移っていきましょう!