2種類の限定盤が存在!ユーモアあふれる特典が魅力!

期間生産限定盤には太っ腹なライブDVDが同梱

高橋優【STARTING OVER】アルバムの収録曲を徹底解説!"再出発"の名に込められた想いとはの画像

「STARTING OVER」には通常版の他、2種類の限定盤が存在します。

高橋優のジャケット写真が白黒なのが通常盤カラーのものが期間生産限定盤

そしてアバンギャルドな絵画調となったカラフルな数量生産限定盤です。

計3形態のバリエーション、その分豊富な特典が用意されています。

期間生産限定盤には、2017年12月から2018年3月まで開催されたツアー公演の映像がDVDで付属

3月30日に行われたパシフィコ横浜公演の模様が全て収録されています。

全22曲、始まりから終わりまでが収録されているのです。

ライブDVD単品でもそれなりの売り上げが出たはず。

それをアルバムの特典にしてしまうなんて、とても太っ腹な特典ですね。

数量生産限定盤はLPサイズBOXとLPサイズフォトブックが付く豪華盤

数量生産限定盤の特典はLPサイズBOXとLPサイズフォトブック

LPサイズフォトブックは“TOKYO 10Years”と称した写真集です。

高橋優が上京してから10年。

それを記念して、高橋優”と”東京”をテーマに撮影されているそうです。

上の動画は、高橋優本人が実際に数量生産限定盤を開封している動画です。

この動画で写真集について語っているので、詳細はそちらに任せたいと思います。

こういった動画を用意してくれると、実際のサイズ感や本人の心境が分かってうれしいですよね。

アルバム収録曲はタイアップ起用曲が満載!

注目はドラマタイアップが決定している「aquarium」

ではアルバムに中身に迫っていきましょう。

全16曲中シングルとして発売されたのは6曲。

それぞれCMやドラマ映画に至るまで、様々な映像に添えられています。

そんなシングル曲の間を縫うように収録されている10曲。

その中でも特に注目なのが「aquarium」という曲です。

東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」の主題歌であるこの曲。

アルバムの中でも7曲目、ちょうど前後半の節目に配されています。

ギターの刻みとピアノのフレーズの対象的なリズムが生み出す独特な空間。

その中を回遊魚の様にせわしなく泳ぐ高橋優の歌声。

10/8、6/8などに目まぐるしく変化する拍子は歌詞の世界観も合わさり、感情の渦巻きを感じさせます。

極めつけはサビでの3拍子。これは泣かせに来てますね。

2018年終盤にして、この年を象徴するような名曲と言えるのではないでしょうか。

「虹」は甲子園応援ソング

4曲目に収録された「虹」は2017ABC夏の高校野球応援ソングとなっています。

高橋優はこの曲を書くにあたり、実際に日本中で行われる試合を観戦したそうです。

楽曲制作への真剣さが伝わるエピソードですね。

甲子園大会を目指し、夕暮れに泥まみれで練習する選手達の姿が浮かぶ曲調です。

「ありがとう」は高橋優史上屈指の名曲

映画「パパはわるものチャンピオン」の主題歌となっている「ありがとう」。

この曲は高橋優の曲の中でも屈指の名曲と言えるでしょう。

マイナー調の曲調の中でピアノの旋律が良いアクセントとなっており、涙を誘います。

身近な人にほど、なかなか「ありがとう」と口には出せないものです。

この曲を聞いた後は大事な人の顔が見たくなりますね。

「ルポタージュ」はギターカッティングの妙が光るロックチューン

高橋優の鋭利なナイフのような一面が顕在した「ルポタージュ」。

古参のファンの方からすると「これぞ高橋優」といえる楽曲です。

シンコペーションした鋭いカッティングから始まるイントロ。

重厚なディストーションギター

サビでの解放感。

どれをとっても完成度の高い一品に仕上がっています。

この曲はテレビドラマ「オトナ高校」の主題歌になっており、MVには主演の三浦春馬が参加

野獣のような曲にマッチした素晴らしいMVですね。