プライドの根底は揺るがない
枯れない強い思い出 輝くプライド
どんな痛みに触れたとしても 変わらない記憶
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介
心を強く揺さぶった出来事は、記憶に強く刻み込まれます。
これまでの成功体験や誰かに誇れる功績もそのうちのひとつ。
その中から生まれるのが揺るがない自信、つまり「プライド」です。
目の前で大切な友だちが命を失っても、誰かが傷つく姿を見てしまっても、過去の経験は色褪せません。
友人を守れなかった悲しみはあっても、プライドを根底から支えている記憶は失われないのです。
友人を奪った敵に対し、真っ向から挑むことができるのではないでしょうか。
視界を広げて 見つけた誓を抱いて
曇りなき目で選んだ道を 君に繋ぐから
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介
夢を叶える旅の途中で困難に直面したら、目の前しか見えなくなります。
そこにある困難、そこにいる敵のことしか考えられなくなり、視野が狭くなるということです。
本来の目的は夢を叶えること。ですから極端にいえば、逃げたって構わないのでしょう。
もちろんSAOのキリトは「逃げる」という選択はしないでしょうけれど、そうしたっていいということです。
困難が立ちはだかったら、まずは周囲を見回す余裕を持つこと。
これは確固たるプライドを持っているからこそできる行動でしょう。
広く見渡せば自分の本当の目的を再確認できます。
自分は何のために歩いているのか、戦っているのかが分かれば、踏み出す歩幅は大きくなるはずです。
では彼の大きな一歩はどこに繋がるのでしょうか。
それはもちろん彼の夢。夢の中には「君」の姿があるのかもしれません。
「君」と出会ったことで、誰かを守りたいという願いが「君を守りたい」に変わったのだとすれば、素敵ですね。
声を響かせて 運命に抗ってゆけ
PROUD OF MYSELF
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介
運命は変えられないといわれますが、本当にそうでしょうか。
運命の一本道に導かれるまま進むのではなく、いくら強い力で引っ張られても道から外れて歩く。
既にこの時点で、運命を変えたといえるのではないでしょうか。
運命に従う必要はないと強く思えるのは、自分の正しさを知っているからです。
つまり、プライドを持っているからに他なりません。
想像に負けるな!
何かを決めるとき、「想像」を元に判断することがよくあります。
こうなったらいやだ、こんなことが起きるかもしれない。
それこそが自分で設けたリミッターなのです。
忍耐力を推進力に変える
このままずっと息を殺して
変わらない未来睨み続け 生きていたくはない
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介
運命を変えようとしても、それを阻む何かが存在しているのでしょう。
意識的に熱意を抑えつけなければならないぐらい、「変えたい」という願望が強いようです。
何もしなければ何も生まれないし、何も変わらない。
主人公はそれを知っています。
何もできない自分を呪っているだけの時間は無駄だと分かっているのです。
主人公は誰かを呪う負の感情を抱くのではなく、負の感情を推進力に変えようと舵を切ります。
千切れた心拾い集め
情熱の海へ 今直ぐ飛び込め
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介
現実は残酷で、願ったもの全てが叶うわけではありません。
今まで幾度も夢破れたことがあったはずです。それは当たり前のこと。
そこで諦めるか否かがこの先を決めるのです。
主人公は、散り散りになった強い願いや夢の欠片を探しました。
欠片になってしまったことで、本来持っていた熱量を失っているかもしれません。
それでも、夢破れた今よりも夢を願った過去の思いのほうがより強いはずです。
だから主人公はひとつ残らず欠片を回収しました。
そして今以上に熱が冷めてしまわないうちに、思いを抱えて駆け出すのです。
歌詞では「情熱の海」と歌われていますね。
過去よりも今よりも更に熱い思いを胸に、前に進みました。
諦めるのはまだ早い
GO TO THE OUTSIDE OF DAYDREAM
BREAK YOUR LIMITS
出典: RESISTER/作詞:ASCA, 重永亮介 作曲:重永亮介