勝田里奈“省エネアイドル”と言われるけど、マイペースなだけなんだから!
覇気が感じられない?
ファンから“省エネアイドル”と呼ばれたりしているアンジュルムの“りなぷ~”こと勝田里奈さん。
スマイレージからアンジュルムと改名後の初シングル『大器晩成』がオリコン週間ランキング2位を記録しました。
でも、ひと際小さくジャンプしたり、他のメンバーの後ろに被っていたりして、一番覇気が感じられないのが彼女でした。
スマイレージ時代からずっとそのようです。
その脱力ぶりが取りざたされて“省エネアイドル”とか、彼女の名前をもじって“かったりーな”とか呼ばれていました。
だけど、彼女自身はやる気はいっぱいなんです。
ただ、がむしゃらさがなく、いつもおっとりしていて、いい意味で終始マイペースで踊って歌っているだけなのです。
ハロプロの熱烈なファンであるマツコ・デラックスは勝田里奈さんのことを、とても気になる存在として挙げています。
同じハロプロファンの柳原可奈子のラジオ番組に出演した時も「勝田問題で5時間はしゃべれる」と言ったくらいです。
おそらく生き馬の目を抜く芸能界にあって、一貫してマイペースを貫きとおすアイドルとして貴重な存在だなと注目したのじゃないでしょうか。
ネットのブログやファンサイトには、とにかく彼女が“省エネ”に見えてしまうエピソードが数多く書かれています。
でもそれは、彼女をおとしめようとしたり、揚げ足を取ってコバカにするために書かれたものじゃない気がします。
一見、やる気のないように見える彼女の行動を、ファンはファンなりに楽しんでいるように思えるのです。
癒し系のキャラ
勝田里奈さんのもつ天性の“おっとりした癒し系の人柄”を、ファンは愛しているのかもしれません。
だから、彼女の“省エネ”行動は少しも嫌味にならないし、どこかのほほ~んとした雰囲気のせいもあって、なんだか可愛くさえ見えてきてしまうのです。
ガッツはあるけど、あまり見せないだけ!だから“省エネ”と言われてしまいがち!
スタイルはいいが、性格はおっとり
つんく♂氏から「顔が小さく全体のバランスがいい、キャラもおっとり歌も萌え」と評されたことのある勝田里奈さん。
足が長くてスタイルがとてもいいんです。
少し垂れ目でホンワカとした顔立ち同様に、性格もおっとりしています。
スマイレージ時代の彼女のキャッチフレーズが「365日笑顔ガール」でした。
おっとりした和み系の雰囲気にピッタリのキャッチフレーズです。
彼女には、あせらず無理せず出しゃばらずとでも言うのか、あまり前に出てい行こうという気概があまり感じられません。
でも、それが自然体の彼女なのかもしれません。
ガッツのベクトルが違う?
彼女は彼女なりにガッツはあるのです。
ただガッツのベクトルが他のメンバーと違うだけです。
去年リリースされた曲『タデ食う虫もLike it!』『46億年LOVE』でも、MTVではほとんどセンターには立たず、少し離れた位置に立っていました。
でも、『大器晩成』のころに比べ、ダンスのキレはまずまずでした。
他のメンバーの後ろに被ることもありましたが、覇気を感じられないってことはありませんでした。
『タデ食う虫もLike it!』では、
彼女だけ肩の肌が露出したオレンジの上衣にすらりとした長い足にフィットした白いパンツ姿で、ほんの少し気合が入っていると思わせられました。
ダンスもそつなくこなしています。
ひょっとしたら去年からメンバーが増えて12人になったせいもあるのかもしれません。
これからは先輩として、いつまでも“省エネ”とは言わせないぞと気持を切り替えようとしているようにも見受けられます。
また、成人を迎えたことですし、大人の女性としての意識に目覚めつつあるようにも思えます。
ただ性格がそんなに急激に変わるわけはありません。
やはり彼女のマイペースな部分は残りますし、ライブでは彼女の“省エネ”ぶりを散見することができると思います。
歌唱は“省エネ”じゃありません!
歌唱力に定評がある
“省エネアイドル”と呼ばれる勝田里奈さんですが、歌唱力には定評があります。
アンジュルムの初期メンバーの福田花音さんは、自身のブログで勝田里奈さんが音程を外したところを見たことがないと書いています。
また元モーニング娘。9期メンバーの鞘師里保さんは、2012年のラジオ番組のインタビューで、2人きりでイベントするなら勝田里奈さんと彼女の名をあげました。
理由は、歌がすごく上手くて尊敬しているからだそうです。
グループではヴォーカルのソロパートも少なめな勝田里奈さんです。
だけどファン向けの彼女のバースディ・イベントでは、気持ちよく伸びやかな歌声を披露しています。
でも歌を聴いてもらうことにポイントを置いていて、動きは少なく手をあげたり振ったりするくらいで、ダンスはほとんど披露しないようです。
どうもダンスに関しては勝田里奈さんは“省エネ”を貫いているようです。
どの部分にエネルギーを費やせばいいのか、勝田里奈さんなりにペース配分を考えて、上手にバランスをとっているのかもしれません。
どこまでもマイペースな勝田里奈さんです。