「七転び八起き」の魅力とは?
今回ご紹介する楽曲「七転び八起き」はアンジュルムが2015年7月22日にリリースしたシングル。
「臥薪嘗胆」や「魔法使いサリー」とカップリングされています。
今や「七転び八起き」はアンジュルムの代表曲といっても過言ではありません。
マイナー調で強いメロディラインのため、一度聞くとクセになってしまいますよ♪
アンジュルムの実力が発揮された楽曲
「七転び八起き」は高い歌唱力を求められる楽曲。
そのメロディやノリは、彼女たちのスキルを見せつけるかのようです。
キレッキレのダンスは、ハロプロの中でも群を抜いています。
筆者自身、ハロプロのライブで彼女たちが「七転び八起き」を披露する姿を見て、一瞬で心を射ぬかれてしまいました。
激しいダンスをしながら歌うのは、マラソンをしながら歌うのと同じような状況。
走りながら歌えばどうなるか想像できますね?
声が揺れてしまうのです。
だからこそ、まだ技術力のないアーティストは全身を使ったダンスが披露できません。
しかし、彼女たちは素晴らしいダンスとともに、素晴らしい歌唱力で見せつけてくれます。
今回は「七転び八起き」の歌詞の紹介がメイン。
でも、ぜひ彼女たちのパフォーマンスの実力も知っていただけたらと思います。
クールで可憐なMVをチェック!
いかがですか?
このバレエを応用したような、しなやかでキレのある動き。
実際にステージで演出しているのを見たときは、あまりに美しくて見惚れてしまいました。
ところどころで見られる「地面に倒れ込む姿」はとても可憐ですね。
ただの可愛らしい振りではなく「芸術的」なダンスを見せつけてくれるのが彼女たちの魅力なのです。
せっかくなので、ライブ映像も見てみましょう!
ライブパフォーマンスのスキルが高い!!
生歌でこの圧倒的な歌唱力!
CD音源以上の迫力といえます。
素晴らしいアイドルですね。
「七転び八起き」は高音が多く、リズムも裏拍で難しく、後半につれて盛り上がりが必要になってきます。
それなのに、全身を使ったダンスをバレエのようにしなやかに保って見せ、しっかり声も支えていますね。
サビでの「こぶし」やハイトーンは大迫力で爽快感すら感じるのではないでしょうか?
彼女たちの鍛錬の成果をひしひしと感じられます。
さて、彼女たちの魅力について語ったところで、歌詞の解釈にも移っていきましょう♪
人生において大切なものとは?
勢いよく回ればチャンスが開ける
まわる まわるよ 風車だよ 赤 シロ 羽が踊ってる
速く走ってスピード出せば ピンクになっては転ぶ
七転び八起き 希望がふいに 絶望
底から そこから 這い上がって見せろよ
出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ
風車の回る様子に、人生が一転する状況を比喩していますね。
赤と白で模様づけられた風車。
ゆっくりと回っているうちは2色を見ることができます。
しかし、回るスピードが速くなれば、赤と白が混ざり合い「ピンク」に見える…。
それと同じように、人生だって回っているうちに急に状況が変わったりします。
「七転び八起き」は有名なことわざである「七転八起」から取ったタイトル。
「何度転んでも立ち上がってみせる!!」という意味合いが込められているのです。
どれだけどん底に堕ちても力尽きない「底力」を感じさせる楽曲ですね。
何回も転んで起きてを繰り返している様子は風車のよう。
いっそ勢いよく転んでしまった方が、風車の色が変わるように状況も開けたりするのでしょう。
冷静な判断力が重要
まわる まわるよ 人生なんて ジェットコースターみたいさ
形勢不利も 次のカーブで 見事にどんでん返し
七転び八起き 最後がどうやら肝心
冷静沈着 社長(トップ)の器
出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ